もう終わりだ。どうしよう。
このような悩みを抱えている方に向けた記事になっています。
受験に失敗しても人生は終わらないし、負け組でもない。腐らずに大学生活を満喫しよう!
これが、この不合格体験記を通してアナタに伝えたいことです。
大学に進学し、惜しくも第一志望に合格できず悔しい思いをしながら入学した人がたくさんいることに気づきました。
僕が通っている大学以外にも、同じ境遇の人はたくさんいるに違いないでしょう。
なので、自分の体験談を織り交ぜながら、今思っていることや大学に入学してから感じたことを伝えようと決めました。
ところで、受験の体験談などでは、第一志望に受かった合格者の声をよく聞きますよね。
自分の行きたい大学に入学できるよう一生懸命努力したのですから、本当に素晴らしいことだと思います。
しかし、不合格だった人が受験勉強や入試の結果を受け止めて立ち直っていく過程で学んだこともたくさんあるはずです。
僕は受験を通して大切なことを学びましたし、不合格だったからこそ、その悔しさをバネにして今も頑張っています。
”不合格だったからこそ伝えられる大事なこと”は絶対にあると信じています。
僕自身が学んだことや他の誰にも伝えられないようなことを、自分の過去をふりかえりながらお伝えしていきます。
第一志望の大学に落ちた不合格体験記①:学歴主義だった高校3年生
僕が受験生の頃は、何が何でも第一志望に行くと決めていました。
浪人していく価値があると思っていて、二浪、三浪してでも合格すると言い張って勉強する日々。
"学歴こそ全てで、第一志望に行けない=人生失敗"だと本気で思っていました。
ですが、この極端な考えが自分の勉強のモチベーションになっていたのは間違いありませんし、一概に良かった・悪かったとは言い切れないでしょう。
入試本番まで一生懸命努力しましたが、明らかな実力不足で不合格。
親とも話し合って、浪人することを決めます。
関連記事 【3つの教訓】大学落ちたら人生終わり?一浪で志望校に落ちた筆者の経験談から伝えたいコト
第一志望の大学に落ちた不合格体験記②:転機となる浪人生活
"不合格=人生失敗"という極端な考えを持ちながら受験期を乗り切ろうとしたのですが、予備校で浪人しているときにこの考えを捨てることになりました。
理由は、予備校の他の生徒のマナーが非常に悪かったからです。
僕の高校はとても真面目だったのですが、規則が多くて面倒でもありました。
・先生には絶対に敬語使う
・廊下で先生や来賓の方と会ったら挨拶する
・職員室に入るときのセリフは定型文が決められてる
・体育に関しては軍隊のような声出しや動作をさせられる
今思えば、常識に当たることを徹底していたのだと思います。
だからこそ、以下のようなことを平気で行う予備校の他校の生徒見てイライラすることが多々ありました。
・担任の先生に対してタメ口で喋る
・人が勉強しているのに自習室の前で騒ぐ
・担任が前で喋っているのに、その前を姿勢低くせず呑気に通る
他にも不満に感じることはたくさんありました。
しかし悔しいことに、不満の対象は、名門高校出身で自分より上のクラス・志望校の賢い人達でした。
そこで僕は考えを改めることになります。
もちろん、その人たちにも良いところはあるでしょうし、全てを否定するつもりはありません。
しかし、僕の方が勉強はできないかもしれなけど、人間的にはマシだと感じた当時の僕は、今までの自分の考えを捨て去ります。
第一志望に本気で入学したいと思っていたので勉強の手は抜きませんでしたが、肩の荷がおりて、リラックスして勉強できるようになりました。
でも、落ちても自分の良さは無くならないし、それを磨いたらいい。
学歴以上に価値がある人間になってやる!
そう決めて、ひらすら努力しました。
あの頃は、今思い返すだけでも色んな感情が溢れてくるほど、充実してて、かけがえのないものでした。
これからも、僕の一生の宝物になると思います。
\僕の浪人経験から伝えたいこと/
第一志望の大学に落ちた不合格体験記③:二度目の"不"合格
それ以降、成績は右肩上がりで、合格の可能性も現役と比べたらグンと上がりました。
今思えば、このとき成績が伸びたのは、他の何でもない予備校の先生方のおかげです。
僕が教わっていた先生の授業は、学研プライムゼミで受けることができます。
よければ、チェックしてみてくださいね。
あなた 学研プライムゼミってどうなんだろう? 実際に使った人の感想を聞きたいなぁ。 このような悩みを解決していき…
そして、自分の成長を感じつつも、最後まで手を抜かずに勉強を続けて、本番の二次試験を終えましたが、結果は不合格。
センター試験の得点と二次試験の手ごたえ的に、絶対に受かったとは言えませんでした。
それでも合格の可能性は十分あると思っていましたし、自分の実力は出し切ってきました。
関連記事 浪人生の第一志望合格率は〇〇%!?原因や対処法まで自分の経験を元に解説!【 後悔した】
とはいってもやはり、結果を知ったときは涙が止まりませんでした。
不合格がわかって初めて親と顔を合わせたときは、おさえていた涙が一気に溢れました。
しかし、いつまでも泣いてはいられません。
僕は後期試験も受験することを決めていましたし、二浪は避けようと思っていました。
悔しさでいっぱいでしたが、荷物などの準備をしたり、少しの期間でしたが毎日ペンをもって勉強し、後期試験に臨みました。
結果、なんとか試験に合格することができ、その大学に進学することを決めました。
しかし、行きたかった大学へのあこがれは僕の中に強く残っていました。
受かった大学で心から楽しい生活を送ることができるのか不安だったのを、今でも覚えています。
合格通知が判明してからも悩みましたが、最終的に後期で受かった大学への進学を決め、どんな大学生活を送るかを考え始めました。
・仮面浪人をする
・大学院で編入する
・3年次編入などを利用して編入する
・もういっそ、すべてを投げ出して遊び呆ける
僕の中でこれらの選択肢がありました。
家からは通えなくて下宿することは確定だったので、住む家を決めたり、大学の入学書類を書きながら、どんな大学生活を送ろうかずっと考えていました。
第一志望の大学に落ちた不合格体験記④:大学入学までの切り替え
僕は入学までに気持ちの整理ができたことが、良かったと思っています。
大学での過ごし方については、かなり悩んでいましたが、自由な時間がたくさんあることを友人から聞いて、絶対に有効活用してやろうと決意。
しかし、自分で考えるだけでは納得のいく答えが出ないと思ったので、読書を通して色んな考えを学びました。
この時から始めた読書によって、大学在学中に色々な知識を身につけることができました。
大学生のうちに本を読むことのメリットなどは以下の記事にまとめてあるのでぜひご覧ください。
最終的に、「この大学四年間で、自分が行きたかった大学の生徒より充実した生活をしてやろう!」と決めました。
先ほどの選択肢で言うと、"大学院で編入"を目標にして、大学は入学した場所で過ごすことに。
まず、仮面浪人という選択肢をなくすために大学受験で使ったノートなどを処分しました。
個人的には、過去を悔やむことをやめ、これからの大学生活に向き合うための第一歩です。
大量のルーズリーフで作った復習ノートなどの紙類は全て焼き払い、もう手元に残っていません。
参考書や予備校のテキスト類の処分は、高価買取の実績がある学参プラザで行いました。
お小遣いをゲットして、自分の努力を称えてご褒美を買ったりもできて嬉しかったです。
学参プラザに関しては、僕の経験を元に買取の手順や価格を紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。
関連記事 【〇千円稼げた】学参プラザは違法?怪しい?僕の経験や買取価格も交えて徹底解説します!
参考書などを処分したあとは、大学生活でやりたいことを書き出し、目標を立てました。
スマホのメモにたくさん控えましたが、何個か挙げてみると次の通り。
・お金稼いで旅行に行ったり、色んな経験をする
・周りの大学生がやってないことに挑戦する(まさにブログ)
・読書や多くの人と交流することで、色んな価値観を身につける
このように明確な目標を立てることができたので、すぐ実行できました。
高校の時よりも自分で進んで行動した結果、良い仲間もできましたし、大学生活を楽しんでいます。
何の目標も持たず、ぼんやりとした気持ちで大学に入学してはいけません。
友達をいっぱい作る、彼氏・彼女を作る、新しいスポーツを始めるなど、ちっぽけなことでもいいです。
また、大学は高校とは違って第二外国語など本当に色んなことを学べますし、新しいことを学ぶにはピッタリの場所だと言えます。
僕はスペインという国に興味があったので、スペイン語の授業を取って勉強しようと決めていました。
"理系×第二外国語"という選択をする学生は少なかったですが、興味があることなので楽しく学んでいます。
そんな僕だからこそ伝えられる、理系大学生が第二外国語を学びにあたって考えておくべきことをまとめてみました。
もちろん文系の学生も読んで損はしない内容になっているので、ぜひチェックしてみてください。
関連記事 第二外国語を学ぶにあたって確認しておきたい3つのポイント
第一志望の大学に落ちた不合格体験記⑤:落ちたのは自分だけじゃない
入学当初は、「ここにいる人のなかで、浪人して第一志望落ちたのは自分だけだろうな」と思っていました。
ですが、大学で友達が増えていくにつれて、そんなことはないと気づかされました。
浪人して志望校を変えた人も多かったですし、自分と同じ境遇の人とも出会います。
そのような人と知り合って、お互い腹を割って話をすると、共感できることもたくさんありました。
大学に落ちて、自分だけ報われないとか、悔しい思いをしてるなどと思い込んで悲劇のヒロインを演じていても、何も良いことはありません。
もしあなたの周りに、自分と同じ思いをしている人がいなかったら、僕のことを思い出して安心してください。
同じ大学内など、まだまだ世界観が狭いです。
日本は広いですし、もっといえば、世界は更に広いです。
あなたと同じ思いしてる人はいくらでもいますし、もっとしんどい思いをしながら頑張ってる人もいくらでもいます。
だから、行きたい大学に入学できなかったぐらいで腐らないでください。
大学受験に関わらず、何かに失敗したからって腐らないでください。
なぜなら、下を向いてたら目の前のチャンスや幸せを見逃してしまうからです。
第一志望の大学に落ちた不合格体験記⑥:目の前の幸せやチャンスを逃すな
失敗したからって勝手に腐っていても、何も変わりません。
面白くない生活が待ってるだけです。
失敗したからこそ、その悔しさをバネにして、頑張りませんか。
失敗を失敗のまま終わらせるか、次の成功につなげるかはアナタの行動次第です。
ここで、腐らなくてよかったと思った、僕の大学での体験談をお話します。
【実体験】入学してすぐに大切な仲間を手に入れた
大学は学生が全国各地から集まってきますよね。
だから、大学ではいっぱい友達を作ろうと決めていて、サークルなどのグループに最低1つは所属しようと決めていました。
そんな中、僕は学園祭の実行委員会の募集を目にします。
僕はその委員会の説明会に行くことを決めましたが、システムなどを色々勘違いしてたせいで入り損ねてしまいます。
自分のミスを反省しながら、他にやることを探していました。
すると数日後に、委員会の追加募集の連絡がやってきました。
そう思った僕は追加募集に立候補して、見事メンバーに入りました。
僕が入りたかった部署には入れませんでしたが、結果的に満足できるところに身を置くことができました。
むしろ、「ここでよかったな」と今では思っています。
実行委員会のメンバーはみんな仲良しで、入学してすぐにこんなに仲の良い仲間ができるもんなんだと感動しました(笑)
休日は暇だったら遊ぶ約束をしたり、レンタカーを借りて川に行ったり滝を見に行ったりしました。
同じ部署内では、誕生日にみんなでプレゼントを買って色紙書いて、パーティーをしています。
夏休みには、みんなで旅行にも行き、友人の実家に泊めていただきました。
今ではみんなを"家族"と呼び合っているほど、信頼できるメンバーです。
一生つながりを持てる友人ができて、本当にうれしく感じています。
だからこそ、大学の勉強なども頑張ろうと思いますし、一人のときは、色んな事に挑戦しようという気持ちになれます!
大学の人間関係については、以下の記事が参考になると思うのでぜひご覧ください。
あなた これから始まる大学生活。友達できるかなぁ? やっぱり、色んな人と関係を築くべきなの?? このような悩みを解決…
なぜこの話をしたのか
もし大学入学して腐ったままだったら、僕は絶対立候補していません。
今の仲間とは出会うことなく、こんなに仲の良い友人も作れなかったと断言できます。
熱心に勉強に取り組むこともないでしょうし、ダラダラした生活を四年間送っているでしょう。
あなたの日常のいたるところにチャンスや幸せは転がっています。
それを見失わないように、どうか前を向いてほしいと思います!
第一志望の大学に落ちた不合格体験記⑦:まとめ
最後にもう一度、僕が伝えたいことを言います。
大学生になると、時間や行動の制限がなくなってくるので、色んなことに挑戦できます。
勉強だけにとらわれずに、自分を大きく成長する期間として利用してください。
友人と遊ぶも良し、趣味に没頭するもよし、資格を取ってみるのも良し。
後で後悔しないように、思いっきり楽しんで、充実したものにしてくださいね。
これを読んでいるアナタの励みになり、充実した大学生活を送ることができることを心から祈っています。
\この記事を書いた僕のこと知りたくない?/