距離置かれたりしないか不安だなぁ...。
このような悩みを解決します。
大学を入学すると浪人経験がある方は、それをいつ暴露しようか迷ってしまいますよね。
僕自身も浪人して大学に入ったので、引かれてしまうんじゃないか、距離を置かれてしまわないかという気持ちはよくわかります。
ですが、浪人した人が周りにいなかったりして、どうやって乗り切ってきたのか聞けない方も多いでしょう。
そこで今回は、元浪人生で現在は大学生である筆者が、浪人をカミングアウトすることについて解説していきます。
メリットやデメリット、ベストなタイミングや注意点などを自身の経験を元にお話していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
浪人したことを隠すよりカミングアウトした方が楽
先に結論として僕自身の意見を述べておくと、浪人を隠すよりもカミングアウトした方が楽だと思います。
というのも、浪人していることをカミングアウトして関係性が崩れたりすることはほとんどありませんし、時間が経てばみんな自然と公言していくようになるのが一般的だからです。
僕の経験からお話しすると、入学後1、2ヶ月もすれば浪人しているか否かは普通にしゃべっているようになっていましたよ。
とはいうものの、僕も浪人して大学に入学した身なので、現役の人に引かれないかななどと、不安に感じていたのも確かです。
時間が経てば「当時は必要以上に不安がっていただけ」と感じる時が来るでしょうし、逆に嘘をついたり言うタイミングを逃す方がしんどいと思います。
これに関しては後に触れますが、高学年になってから暴露するのも変な気がしますし、相手も「自分って信用されてなかったのか」と感じる可能性も0ではないですからね。
なので、これからお話しすることを参考に、浪人をカミングアウトする隙を窺ってみると良いのではないでしょうか。
浪人したことをカミングアウトするたった1つのデメリット
浪人したことをカミングアウトするタイミングを見ていく前に、まずは、そのデメリットについてみていきます。
ズバリ、浪人経験を伝えることで生じる悪影響は、その瞬間だけ現役の子に気を遣われること以外にありません。
浪人を伝えられたとき、現役生の人からすれば自分より年上なので少しびっくりしてしまうのは間違いありません。
なかなか浪人生と接する機会はなかったと思うので、必要以上に接し方に神経質になってしまうケースもないとは言い切れないですよね。
このように、自分は浪人していたと公表するときは、相手にびっくりされたり、必要以上に気を遣われるかもしれないのがデメリットだと思います。
ですが、この後述べる注意点などを抑えておけば、浪人をカミングアウトした瞬間以外はフランクな関係を築けます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
浪人したことをカミングアウトする3つのメリット
次に、自分が浪人していたことをカミングアウトすることのメリットをみていきたいと思います。
具体的には、次の3点です。
・大学1年生のうちにお酒が飲める
・隠し通して罪悪感を感じなくて済む
それぞれお話していきますね。
メリット①:同じ浪人生との話題ができる
浪人をカミングアウトすることで、自分と同じ浪人生である人と親近感を持ち、共通の話題ができることでしょう。
特に大学入学直後は受験の話もすると思うので、予備校トークなどで盛り上がることもできますよ。
・浪人してつらかったことの共有
・大学受験にまつわる壮絶なエピソード
このような話題でトークを展開していけば掴みはバッチリですし、仲良くなるためのハードルは下がると言えるでしょう。
あなたと同じように、浪人していることが原因で不安を感じている方もいると思うので、仲間意識が良い方向に作用すると思います。
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メリット②:大学1年生のうちにお酒が飲める
また、浪人していたら大学1年生のうちに成人することになるので、しっかり公表しておくことで堂々とお酒を飲むことができます。
僕は生憎、早生まれなのでこの恩恵は受けられなかったのですが、周りには4月や5月が誕生日の浪人経験者もいたので、早いうちからお酒が解禁されていました。
大学に入る前はお酒に魅力を感じることはあまりないのかもしれませんが、入学後は飲みたくなったりするものです。
とはいえ、未成年の飲酒は禁止されているので、そこはしっかり守るようにしてくださいね。
浪人であることをカミングアウトしておけば、誕生日を迎えたら先輩にお酒を奢ってもらえることもあるかもしれませんよ。
メリット③:隠し通して罪悪感を感じなくて済む
また、浪人したことをカミングアウトすることの大きなメリットとして、隠し通して罪悪感などを感じる必要がなくなることが挙げられます。
中には浪人生であることを隠し続けたり、現役生だと嘘をつくようなケースもあるようですが、友人このようなことをされていたら悲しいですよね。
もしも自分が浪人をカミングアウトされる立場だとして、何年も経ってから暴露されたら「自分は信用されてなかったのかな」などと感じるなら、公言しておくべきでしょう。
浪人したことをカミングアウトするオススメなタイミング
浪人をカミングアウトするメリットやデメリットについてみてきたところで、実際に公表するタイミングについてみていきましょう。
僕の経験上、オススメするのは次のような場面です。
・話している時に誰かが突然カミングアウトしたとき
1ずつお話していきますね。
タイミング①:仲良くなって普通に話せるようになったとき
一番多いのが、親睦が深まってきて互いに普通に話ができるようになってきたときにカミングアウトをするケース。
出会った直後は互いに探り合うような状態になってしまうと思いますが、ある程度仲良くなってからであれば安心して伝えられますよね。
厳密な基準は人によって違うと思うので一概には言えませんが、一緒に学食などでご飯を食べれるようになれれば問題なく受け入れてもらえると思います。
友情が深まってお互いの素性や地元の話もするようになるでしょうし、話の流れとに乗っかって公表するのが良いのではないでしょうか。
タイミング②:話している時に誰かが突然カミングアウトしたとき
また、複数人でおしゃべりしているとき、他の人が浪人をカミングアウトした時に乗っかるのも1つの手です。
少しずるいと感じる人もいるかもしれませんが、一番無難に公表できるタイミングだと僕は思っています。
他にも隠れ浪人経験者があれば言い出しやすい空気になりますし、実は全員現役生じゃなかったということも起こりえます。
もしそれが達成できれば、盛り上がること間違いなしですし、逃すべきでないタイミングであると言えるでしょう。
浪人したことをカミングアウトするときの3つの注意点
ここまで浪人を公表するメリットやデメリット、適切なタイミングなどをお話してきました。
少しずつ、不安が和らいできた方も多いでしょう。
そこでここからは、浪人をカミングアウトする際に注意すべきポイントをお話しておきます。
具体的には、次の3点です。
・重くならないように何気ない会話の中でサラッと伝える
・敬語を使わないで良いことはしっかりと伝える
順に解説していきますね。
注意点①:自己紹介の時に自分から言うのはオススメしない
大学に入学して一人一人自己紹介などをする場面があるかもしれませんが、そこで浪人を暴露するのは少しインパクトが強すぎるので避けるのが無難かと思います。
同じ浪人生からすると親近感が湧くかもしれませんが、現役生は歳上の人に話しかけることになるので少し身構えてしまいますよね。
僕の大学にも初めましてのタイミングで堂々と言い切る人もいましたが、ここまで記事を読んでいるあなたは慎重な方だと思うので、無理はしない方が良いでしょう。
最終的には馴染んでましたが、当時はちょっと浮いてました...。
先程お話した、友人と仲良くなってからであったり、誰かが言い出したのに便乗する形でカミングアウトする方が精神的にも楽だと思いますよ。
注意点②:重くならないように何気ない会話の中でサラッと伝える
また、浪人したことを伝える際に、重くなりすぎないようにサラッと話すことも大切です。
大学受験の際に、浪人を前向きに捉えて過ごせた人いれば、誰にも話したくない過去として浪人生活を捉えている人も中にはいるかもしれません。
特に現役生は知り合いに浪人生がいない限り、浪人について知り得ることがないので、聞いてはいけないことだと思っている方もいるでしょう。
だからこそ、相手に気を遣わせないためにも、「浪人したけど別に大したことじゃないよ」と分かるようにサラッと言い切ることが大切です。
暗いテンションで浪人経験を告げてもその場の空気が重くなるだけですので、注意してくださいね。
注意点③:敬語を使わないで良いことはしっかりと伝える
また、相手が現役生であった場合、あなたが望んでいるならば敬語などを使わずフランクな関係を築きたいことを明言することも大切です。
というのも、現役生の子は年上である浪人生に対して敬語を使って接するべきなのかと考えている人が多いです。
こちらの浪人側の人間が思っている以上に気を遣わせている場合が多いので、どのように接してほしいかなどはちゃんと伝えましょう。
その方が今後の関係性もより良くなっていくと思うので、浪人をカミングアウトする際には気にかけてほしいポイントだと思います。
このおかげで僕も現役生の人達と年の差を気にせず仲良くできているので、積極的に取り入れていってくださいね。
最後に:浪人のカミングアウトに関するまとめ
ここまで、浪人のカミングアウトに関するアレコレをまとめてきました。
同じ学年なのに年齢が違うというのは今までなかったことなので、初めは混乱してしまう気持ちはよくわかります。
ですが、時が経てばちっぽけなことだと感じてしまうことでもあるので、あまり悩みすぎずに話ができると良いのではないかと思います。
ぜひ、現役や浪人といった年の差に囚われず、良い関係を築いていってくださいね。
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