マジで人生終わった...。
このような状態の受験生に、聞いてほしいことをまとめてみました。
タイトルにもあるように、僕は受験生のときに浪人までして志望校にチャレンジしましたが、落ちました。
もちろん受験時は合格する気満々でしたし、第一志望の大学以外に入学する羽目になったら俺の人生メチャクチャだと本気思っていました。
しかし、結局大学受験は不合格という結果であったものの、この記事を書いている大学3年の僕は「まだまだ人生これから」と日々精進しています。
このような心境の変化があったのは、大学受験の経験を大学に入ってからも少しずつ自分の中で消化できたからであるのですが、当時の僕に聞かせてあげたい考えや言葉があると感じています。
そこで今回は、大学に落ちた当時の自分に話ができるなら伝えたいことと、それに関する3つの教訓を自分の経験ベースにお話してみたいと思います。
大学受験で残念な結果をもらった直後で響かないこともたくさんあると思いますが、今から綴る僕の言葉を、いつか受け入れてくれると嬉しい限りです。
【結論】大学落ちても人生終わりなんかじゃない
先に結論から話すと、大学受験で志望校に落ちても、人生本当になんとかなります。
自分も「大学受験の失敗=人生の終わり」だと思っていた一人の受験生でしたが、実際はそんなことありませんでした。
軽い言い方になってしまって恐縮なのですが、なんとかなってますし、「大学落ちたから歩めたこの人生も悪くないな」とすら思っています。
そんな僕は、大学受験で不合格という経験をして、今までも、そして今でも色々なことを考えるようになりました。
そして気づいた、受験に落ちた当時の自分自身にも伝えてあげたい教訓は、次の3つです。
②:失敗したときに人生は終わるのではなく、勝手に自分の手で終わらそうとしているだけ。
③:活きる経験も活きない経験もない。自分がその経験を活かせるかどうかだ。
僕は行きたい大学に落ちて滑り止めのような感じで受かったところに入学しましたが、今現在、大学では自分の学びたいことを学べているし、素敵な仲間ともたくさん出会うことができました。
そして、大学受験での悔しさをバネに、大学の勉強に、そして学業以外の遊びなどにも真剣に取り組むことで、第一志望に受かっていった人たちを人間的に越えてやろうと過ごしています。
不合格という結果を突き付けられたときに、本当に絶望的な気持ちになるのは僕の体験しているのでよくわかります。
悔しい気持ちもあるでしょうし、思いっきり凹んで泣けばいいと思います。
しかし、あなたの人生はまだまだこれから。どうか一時の感情で終止符を打たせようとせず、少しずつ時間をかけてでも良いので前を向いていってくださいね。
大学に落ちても人生ってなんとかなるもんです
受験生のときの僕は、第一志望の大学に強い憧れを抱いており、他の大学は眼中にないという状態でした。
ですが、結果的に浪人までしたのに志望校には合格できず、後期で合格した国公立大学に入学し、大学生活をスタートさせることを決めました。
僕自身の不合格になったときの詳しい経験談は、「【大学受験 不合格体験記】第一志望に落ちても、前を向いて腐らず楽しめ!!」をご覧ください。
当時は自分の学歴や将来などを考えて不安になることも多かったですが、今では自分のなりたい職種も見つかりましたし、「人生が終わっている」という状態ではないことは断言できます。
二浪は避けようと決めていたので大学には進学しました。
大学に落ちることで人生が終わったと感じさせるほど重要視しているものは人それぞれでしょう。
学歴や周囲からの期待、今まで努力してきたにも関わらず合格を勝ち取ることができなかった自分に対する無力感など、必ず何か大きな原因となっているものがあるはずです。
ですが、学歴に関しては大学の学歴が悪いからといって人生が終わるということはありませんし、大学院進学時に有名大学に編入する、いわゆる学歴ロンダリングを行うことも可能です。
ぞして何より、人の努力というものは、必ずしも自分の思った通りの成果をもたらしてくれるとは限りません。
目の前の大学合格という成果が出なくても、あなたが受験時に培ってきた努力は絶対に糧になっています。
結果はどうであれ、大学受験で精いっぱい努力したという事実さえあれば、これから先ひと踏ん張りする機会があっても「あのときがんばれたから!」と自分を鼓舞することができます。
勉強などで得た知識が思わぬ方向で役立つこともあるでしょうし、進学先で思わぬ出会いやご縁があるかもしれません。
とにかく、自分はダメ人間と決めつけるには、あまりにも早すぎます。
重ね重ねにはなりますが、大学に落ちてもあなたの人生は絶対になんとかなりますし、まだまだこれからです。
大学に落ちた現実を受け止め、再スタートを切ることが大切
大学に落ちたという事実は自分の胸に突き刺さるものであり、受け入れたくないものであることは間違いないでしょう。
しかし、いつまでも現実から目を背けていても何も始まりませんし、少しずつでもいいので現実を受け止めて再スタートを切る必要があります。
大学受験が人生を大きく左右する初の一大イベントになる人も多いでしょうし、落ちたときに絶望感や無力感を抱いてしまうのは仕方のないことだと思います。
ですが本当は、そのときに「人生は終わる」のではなく、「この先すばらしい未来が待ち受けている人生を、あなた自身の手で勝手に終わらそうとしている」だけなのです。
そのような大きな出来事が起こると、それに伴って色んな変化の機会やチャンスが巡りこんでくることも多いです。
ずっと下を向いて悲観的になったままだと、せっかくのチャンスを掴み損ねたり、良い方向へ持っていけないことも起こり得ます。
完全に傷が癒えてなくても、あなたのこれからの生活に関してだけでは投げやりにならず、前向きに向き合っていくべきです。
おかげで良いスタートを切れたと実感しています。
そして何より、大学生になって思うのは、どの大学に入ったかも大切ですが、大学で何をしたかも非常に重要なポイントであるということ。
例え良い大学に入ったとしても、ダラダラ生活しているだけでは何も実りある大学生活を過ごせているとは言いづらいでしょう。
その一方で、レベルが高い大学でなくとも、大学の講義をしっかり受けて、自分磨きや人間関係の構築などに精力的に取り組んだ学生の方が魅力的であることが多いです。
これからは「どんな人間か」も重要視されるようになっていくよ。
学歴も大事な要素かもしれませんが、それ以上に人間性を高める大学生活を送ることも可能なのです。
ずっと受験の悲劇のヒロインを演じていても、胸を張って楽しいといえる充実した大学生活が過ごせませんし、せっかくなら楽しいキャンパスライフにしたいですよね。
ゆっくりでもいいので、現実を受け止めて、再びあゆみをすすめていってほしいと思います。
大学落ちたら、その悔しさをバネにがんばろう
大学生活に向けて、その悔しさに再スタートを切れと言われても、具体的に何をすればいいのか想像できない方も多いでしょう。
ですが、何も難しいことを考える必要はなくて、がんばることは何でも良いと思っています。
大学の勉強や読書、独学でプログラミングなどのスキルを磨いてみるなど、例を挙げだしたらキリがありません。
明確に設定できなければ、「大学に入って自分のがんばりたいことを見つけること」を目標にしてみるのもアリだと思います。
大学受験で悔しい思いをしたからこそ、大学生活を通して人一倍成長してやろうと向上心を持って色々なことに取り組むことができたことは間違いありません。
もしも今、大学に落ちて悔しい思いをしているのであれば、絶対にその悔しさをバネにこれから過ごしてほしいと思います。
あなたが思っている以上に、自分自身が全力で向き合った経験で得た悔しさは、エネルギーを与えてくれます。
仮に第一志望に受かっていたら、こうして今まで見向きもしなかったブログを開設・運営し、この記事を書いている今の自分もなかったでしょう。
「活きる経験も活きない経験もない。自分がその経験を活かせるかどうか。」
第一志望に落ちたという思い出したくないような経験のままで終わらせるのか、その悔しさをバネに人として一回りも二回りも成長するための経験だったと捉えるのか。
どちらを選ぶかは、他の誰でもないあなた自身ですよ。
大学落ちたら人生終わり?一浪で志望校に落ちた経験談のまとめ
大学に落ちたところで人生は終わりなんかではありませんし、むしろ始まりであるように今では思います。
この記事を読んだ今現在ではピンとこない方も多いでしょうが、時間が経って、どこかのタイミングで納得してもらえたら嬉しい限りです。
そして、僕が自分自身の経験を咀嚼し、導き出した3つの教訓を最後にもう一度示しておきます。
②:失敗したときに人生は終わるのではなく、勝手に自分の手で終わらそうとしているだけ。
③:活きる経験も活きない経験もない。自分がその経験を活かせるかどうかだ。
今は気分が沈んで辛いとは思いますが、あなた自身の未来に対しては投げやりにならず、少しずつで良いので前を向いていってほしいと思います。
この記事を読んでくれたあなたの未来が実り多いものになるよう、心から願っています。
\よければどんな筆者か見てやってください/