多くの浪人生が勉強を始める4月までにやるべきことを知ることで、このような悩みを解決していきます。
この記事を見ているあなたへ、まず伝えたいこと。
「ひとまず、大学受験おつかれさまでした」
あなたは色んな感情を抱きながら浪人を決意し、この記事を読んでくれていることだと思います。
僕が今回お伝えすることは、"浪人が決まったあなたが起こすべき行動"についてです。
早速ジャブをかましますが、浪人することが確定した時点であなたの次の受験は始まっています。
この記事を読んでいるこの瞬間、つかの間の休息を全力で楽しんでいる学生がいるでしょう。
その一方で、浪人生としてスタートダッシュを切っている学生もいます。
厳しいかもしれませんが、これが現実です。
何もペンを持って問題を解くことだけが受験勉強ではありません。
予備校を決めたり、これからの計画を立てて準備することも立派な受験勉強です。
あなたが今やるべきことをしっかり理解し、行動に移していってくださいね!
浪人に向けて①:予備校か宅浪かを決める
まずやるべきことは、これからの一年間、予備校に通うか宅浪で過ごすのかを決めることです。
自分のモチベーションや家族と相談しながら、どちらの選択をするのかを決めましょう。
特に注意してほしいことは、予備校の入学手続きです。
申し込みが遅いと、入学時の振り分けテストを受けることができず、下位のクラスに入れられることもあります。
最悪の場合、予備校の定員オーバーになって入校を拒否されるケースもあります。
(実際に僕の友人は入校を拒否され、別の校舎に通っていました)
予備校か宅浪かによって、あなたの浪人の結果は大きく変わることでしょう。
本当に大事な決断なので、しっかり考え抜いた上で決断を下してほしいと思います。
予備校選びの時点から、大学受験はもう始まっているよ!
浪人に向けて②:勉強する場所を決める
次に行ってほしいことは、自分が浪人生の間勉強で利用する場所を決めることです。
予備校に通うのであれば、どこの校舎に通うのかを決めましょう。
宅浪でも、自宅で勉強するのか、近くの飲食店や図書館で勉強するのかなどを考える必要があります。
ここで、僕があなたに強く伝えたいことは、実際にその場所に足を運んでほしいということです。
人の多さや大通りに面しているかなど、人それぞれストレスを感じるポイントは違いますよね。
なので、実際に肌で感じて選んでいくべきだと思います。
僕は予備校の説明会に足を運び、立地や校舎内の雰囲気を考慮した上で予備校を決めました。
少し面倒に感じるかもしれませんが、「予想と違った」「あの予備校の方がよかった」という後悔をしないために必要なことです。
長いようで本当に短い、あっという間の浪人生活です。
気持ちいいスタートを切れるようにしっかり準備していきましょう。
浪人に向けて③:今までの反省をする
今までの自分の大学受験をふりかえってみてください。
そして、良かったところや悪かったところを洗い出していきましょう。
大学に合格できず浪人することが決まったあなたには、必ず直すべき点があります。
それを見つけ出し改善していかない限り、同じ過ちを繰り返すことになるでしょう。
自分の生活習慣が悪かったのか、勉強する科目が偏りすぎていたのかなど、見直すポイントはたくさんありますよね。
修正するところは人それぞれです。
あなたのことを一番理解しているのは自分自身なのですから、しっかり見直しましょう。
受験に限らず、これからの人生で活きる発見があるかもしれませんよ!
浪人に向けて④:生活リズムを整える
今のあなたの生活リズムは乱れていませんか?
夜遅くまで起きて、昼過ぎに起きるような生活を送っていませんか?
浪人して勉強時間をしっかり確保するためにも、今のうちから生活リズムを整えておきましょう。
入試から解放される3月は、浪人が決まっているとしても気が緩んでしまいます。
そこで生活習慣が乱れてしまうと、後々正すときに大きなストレスを感じます。
浪人すると勉強に追われてストレスを抱えがちになりますし、余計なことにストレスを感じている場合ではありません。
朝起きて勉強しろとは言わないので、とにかく決まった時間に起きることを心がけましょう。
しっかり早起きできると、脳が活発な朝の時間を有効活用できます。
そして、毎日早起きを積み重ねていけば、他の受験生に大きな差をつけることができます。
この記事を読んでいるあなたは、時期的に比較的余裕があると思います。
今あるチャンスを活かして、自分の生活リズムを正すことに力を注いでみませんか?
浪人に向けて⑤:勉強する習慣を継続する
大学受験から解放されてから、多くの学生が浪人生として勉強を始めるまで約一か月もの期間があります。
この時間を全く勉強をせずに過ごしてしまうと、勉強を再開するときについ怠けてしまいます。
受験期で身に着いた勉強する癖が抜けないよう、少ない時間でもいいので毎日ペンを持つように心がけましょう。
たった一週間机に向かわなかっただけでも、勉強を始めるときにエネルギーを浪費するようになります。
一日十時間といった長時間の勉強を毎日行う必要はありません。
三十分だけでもいいので「勉強した」という実績を作っておきましょう。
毎日勉強することが当たり前で、苦に感じないようにしておけば、浪人生活がかなり楽になりますよ。
ですが、「この期間に何を勉強すればいいのかわからない」と思う学生もいると思います。
次は、浪人が決まってから何を勉強すればいいのかについてお話していきますね。
浪人に向けて⑥:苦手分野の基礎を固める
浪人が決まり、次の受験に向けて勉強を始めるとき、まずは自分の苦手分野の補強をしてください。
このとき注意しておいてほしいことは、二次試験などの応用問題には手を付けず、基礎を徹底するということです。
大学入試では、基礎を完璧にして点取り問題を確実に正解すれば、どの大学でも合格できると言われています。
それを裏付ける証拠として、夏が終わるまで予備校の授業は基礎固めがメインの授業が展開されます。
しかし、基礎といっても決してレベルは低くありません。
"基礎中の基礎"が理解できていないと、授業についていけずに後れをとることになります。
浪人生活を始めてすぐのうちから躓くのは、モチベーションの低下に直結するので注意してください。
僕は現役のころ物理が大の苦手でした。
センター直前まで、センター物理は50~60点をウロウロしていたレベルです。
全ての受験を終えたときにはある程度できるようになっていましたが、予備校の授業が始まるまで基礎の確認を徹底しました。
その努力もあって、予備校の物理の授業にしっかりついていくことができました。
予備校が始まるまで、言い換えれば、受験生の大部分が勉強を始める前にスタートダッシュを切ることが大事です。
「この苦手分野はあとでやろう・・・」と思っていても、新たな課題が見つかって、対策できないまま受験することもありえます。
"今"なら苦手を克服するために多くの時間を確保でき、じっくり向き合うことができますよね。
誰かに教わりたい、授業を受けたいという方は、スタディサプリや学研プライムゼミによる映像授業がピッタリです。
家にいながら一流講師の授業を受けれるので、スタートダッシュを切るにはもってこいです!
どちらも最初は無料で始めることができます。
上手に利用して、合格を勝ち取りましょう!
無料で体験できることに驚くぐらい質が高いので、下記の記事を参考にご検討ください。
最後に:後悔のない浪人生活を送ろう!
この記事で紹介してきたことを、まとめてみますね。
①:予備校か宅浪かを決める
②:勉強する場所を決める
③:今までの反省をする
④:生活リズムを整える
⑤:勉強する習慣を継続する
⑥:苦手分野の基礎を固める
これらのことを徹底するだけで、他の受験生より一歩リードできます!
遅くても明日から、少しずつでもいいので実行していってくださいね。
少し自分の話をすると、僕は浪人を通して人間的に大きく成長した経験があります。
なので、あなたも一年間必死に努力して色んな知識や考え方を身に着けてほしいと心の底から思っています。
本当に浪人生活は人を成長させますし、その人の人生をも変えます。
嬉しいことも、楽しいことも、辛いこともありますが、それらを乗り越えた先には新たな世界が広がっています。
僕に騙されたと思って「今まで一番頑張った!」と胸を張って言えるよう取り組んでみてください。
今はわからなくとも、一年後には僕の思っていることが理解できると思います。
あなたの努力が実るよう、願いが叶うよう心から祈っています。
がんばってください!応援しています!