Kindle Unlimitedとかいうのもあるし、よくわからない...。
このような疑問を解決します。
今では電子書籍がかなり普及してきており、その中でも有名どころであるKindleを使っていたり、利用を検討している方もいるのではないでしょうか。
しかし、KindleのPrime Readingというサービスは初めて使う方にとってはややこしい点もあり、僕も使い始めたときは混乱していたのを覚えています。
そこで今回は、KindleのPrime Readingというサービスについて、何年も愛用している筆者が解説していこうと思います。
また、Kindleを使うにあたって、Prime Readingと混同されがちなKindle Unlimitedというサービスについても、両者の違いも混じえて解説していくので、ぜひこの記事を読んでKindleのサービスを使いこなしていくださいね。
KindleのPrime Readingとは?
KindleのPrime Readingとは、Amazonプライム会員の特典の1つで、商品購入時の配送料などが無料になったり、プライムビデオなどと並行して使える電子書籍サービスです。
なので、Prime Readingという1つのサービスが確立されたものというよりも、Amazonのプライム会員になると使えるサービスのうちの1つであるという認識の方がわかりやすいのではないかと思います。
ちなみにAmazonプライム会員になることで利用できるようになる特典は、Prime Reading以外に以下のようなものがあります。
・お急ぎ便や日時指定便を無料で使える
・映画やTV番組が見放題なPrime Videoが使える
・Amazon Music Primeで200万曲が聴き放題になる
僕自身、この記事を書いている現在もプライム会員に入会しており、Kindleをはじめとするサービスを使い倒しています。
詳しい情報や使ってみての感想などは、「Amazonプライム会員になると何ができる?15コの特典もあわせて愛用者が丁寧に解説!」をご覧ください。
KindleのPrime Readingの特徴
まずは、KindleのPrime Readingの主な特徴についてみていきたいと思います。
簡単にまとめてみると以下の通りです。
・数百冊の本が無料で読める
・同時に読める冊数は最大10冊
・複数の端末で利用することもできる
先ほども触れたように、Prime Readingを利用するにはAmazonのプライム会員になる必要があるのですが、その月額とは別に料金がかかることはありません。
一定期間で入れ替わる無料本は数百冊にも及び、その中から自分の気に入ったものを選んで読むことができます。
書籍はKindleのアプリで管理して読むことになり、スマホやタブレットなどの複数の端末で利用することが可能な点も魅力的です。
ただし、1つ注意点として、最大10冊までしかダウンロードして読むことができないので、指定の冊数を越えてしまう場合は、自分のライブラリにある本を削除する必要があります。
一度削除しても、Prime Readingで読める期間中であれば再ダウンロードは可能ですが、無料で読める対象外になっていた場合は購入などの方法でしか読めなくなってしまうので注意してくださいね。
KindleのPrime Readingの使い方
次は、KindleのPrime Readingの使い方についてお話していきたいと思います。
まずは、電子書籍を読む際に必要になるアプリをダウンロードします。
アプリをダウンロードしたら、画面に従ってAmazonのアカウントを持っている方はログイン、持っていない方はアカウントの作成を行いましょう。
ログインが完了するとホーム画面が開かれるので、ここからPrime Readingの対象で、無料で読める本を探していきます。
自分の読みたい本を検索してPrime Readingで利用できるかを試すのも1つの手段ではありますが、それで無料になっているパターンはかなりレア。
なので、僕はいつもホーム画面に表示される「Prime Reading タイトルのおすすめ」や「プライム会員特典で読めるベストセラー」の一覧から本を選ぶようにしています。
ここではPrime Readingで無料読みができる本ばかりが紹介されているので、自分が気になった本があればドンドンライブラリに追加していきましょう。
具体的な手順としては、気になる本を選んだら、「無料で読む(プライム会員特典)」というボタンをタップするだけでOK。
ですが、このままだとクラウド上に保存されているだけなので、実際に読もうとすると端末にダウンロードする必要があります。
画面下部から「ライブラリ」に移動し、選択した書籍をタップすることでダウンロードが開始され、完了次第読めるようになります。
ダウンロードは通信量を消費するので、Wi-Fi環境下で行う点には注意しておきましょう。
一度ダウンロードが済むと、あとはオフラインでも読書ができるので、Wi-Fiが使える場所でダウンロードまでしておくと非常に便利ですよ。
KindleのPrime ReadingとKindle Unlimitedとの違い
ここで、おそらくKindleを使ったことのある人であれば一度は混乱してしまったことがあるであろう、KindleのPrime ReadingとKindle Unlimitedの違いについて触れておこうと思います。
簡単に両者の違いについて触れてみると、「月額料金」と「読み放題になる本の数」が大きく異なります。
わかりやすいように表にまとめてみると、以下のようになります。
Prime Reading | kindle Unlimited | |
月額 | プライム会員(月額500円)なら追加料金なし | 月額980円 |
対象者 | アマゾンプライム会員限定 | アマゾン会員ならだれでも加入可能 |
読み放題本数 | Kindle Unlimitedのタイトルの中から、 和書洋書あわせて数百冊 |
和書12万冊以上 洋書120万冊以上 |
ジャンル | 本、マンガ、雑誌など | 本、マンガ、雑誌など |
このように、KindleのPrime ReadingとKindle Unlimitedには決定的な違いがありますし、Prime ReadingはKindle Unlimitedのお試しバージョンのような位置づけであることがわかります。
プライム会員には様々な特典がありますし、他のサービス目当てで利用した人にもKindleを気軽に利用してもらい、気に入った方にはKindle Unlimitedを使ってもらうという感じでしょう。
このような特徴を有するKindle Unlimitedには30日間の無料体験期間があるので、気になる方は実際に体験してから利用を検討すると良いと思います。
また、Kindle Unlimitedを初めて利用する方や以前使っていた方に向けた再登録キャンペーンプランを実施している場合も。
これを利用するとかなりお得に使うことができるので、ぜひ積極的に活用してみてくださいね。
\30日間の無料体験が可能!/
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ちなみに、Prime Readingが利用できるプライム会員の月額に関しては、学生であれば通常月500円のところが250円という半額で利用できるというメリットがあります。
僕も大学生ということでこの特権をフル活用していますし、学生でまだプライム会員を利用していない方はぜひチェックしてみてください。
詳しくは、「【学生必見】Prime Studentとは?登録と解約方法から上手な活用法まで愛用者が徹底解説!」や、「Prime Studentの違いは3つ!一般会員との比較やお得なサービスも解説【利用者が語る】」をご覧ください。
KindleのPrime Readingの使い方や特徴、Kindle Unlimitedとの違いのまとめ
ここまで、KindleのPrime Readingに関する使い方や特徴、Kindle Unlimitiedの違いといった情報をまとめてきました。
プライム会員であれば、その特典の1つとして利用できるPrime Readingと、プライム会員ではなくとも、Amazonの会員であれば月額を払って利用できるKindle Unlimitedには、それぞれに特徴がありました。
自分のKindleでの読書量によって、使い分けられると良いのではないでしょうか。
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