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【国立大】理系大学生の時間割を大公開!学年ごとの状況や忙しさまで丁寧に解説します!

いらすとやの心配している男性
あなた

理系大学生の時間割ってどんな感じなの?
そのときどれぐらい大変だったのかも知りたい。

 

このような悩みを解決します。

理系大学生は大変だという認識が広く持たれているなかで、実際の時間割が知りたい方もいますよね。

しかし、他大学の時間割を知る機会は、地元の友人と会ったときぐらいだったり、予想以上に少ないことでしょう。

そこで今回は、理系大学生である僕の時間割を公開し、当時の状況や忙しさなどもふりかえりながら解説していこうと思います。

少しでも具体的なイメージを持ってもらえるようにお話していくので、最後まで読み進めていってもらえるとうれしい限りです。

ちなみに、僕は以下のような大学生です。

リーのプロフィールカード

僕は国立大学の工学部に所属している、いわゆる理系大学生です。この記事を書いている現在、大学3年生です。
授業90分で休憩は10分、前期(4月~8月上旬)と後期(9月下旬~2月上旬)に分かれて授業が開講されていました。
1年生が終わるとキャンパス移動があり、専門科目の履修が本格的に始まったのは2年生以降でした。
\新規タブで開くので、この記事の後にぜひ/

大学生の時間割の仕組み

「理系の大学生ってどんな生活なんだろう?」と気になっている高校生の方もこの記事を読んでくれているかもしれないので、まずは大学の時間割について簡単に説明しておきます。

 

リー
「もうわかってるよ!」って大学生の方は、読み飛ばしてOKです!

 

大学生の時間割の大きな特徴は、自分で受けたい授業を選んで時間割を作ることができるという点です。

従来の高校生までの授業は、予め学校側がスケジュールを組んだものに沿って授業を受けていましたよね。

しかし、大学生になると、必ず受講しなければならない授業も一部存在するものの、自分で好きな授業を選んで時間割を組むことも可能になります。

ここで詳しく話すとキリがないのですが、大学の授業は以下の3種類に大別されることがわかればとりあえずはOK。

・「必修」:絶対に受けなければいけない授業で、専攻分野の講義が多い
・「選択必修」:この中から指定された数は受講しなければならない
・「一般教養」:他の学部や学科に関する授業

必修科目は絶対にその授業を受けて単位認定をもらわないと卒業要件を満たせないのに対し、選択必修は指定された講義から決められた数を受講すれば良いというもの。

 

リー
選択必修の講義が4つあって、このうち2つは受講していないと卒業できないよ!といった感じ!

 

そして一般教養は、理系であっても文系が学ぶ内容の授業を受けれたりするもので、各学問分野のさわりを学ぶことができるものです。

ex)地球環境、経済学、天文学、日常生活に潜む物理化学についての講義など

この一般教養も卒業の際に必要になるので、決められた単位数に到達するように受講する必要があります。

 

リー
これらの違いなどについては、大学の履修説明時に理解すれば問題ないので大丈夫です。

 

必修科目などによってある程度時間割が決まることもありますが、今までよりは自由な形で授業を選ぶことができることがわかっていただけたでしょうか。

大学ではあなたの興味のある授業を取るも良し、楽に単位を取れる授業ばかり選ぶもよし、授業の日時を考慮して休みの日を作ることもできるわけです。

以上で大学の授業のザックリとした説明はおしまいなので、いよいよ僕の時間割をみていきましょう。

理系大学生の1年生の時間割

桜と女子生徒

それでは早速、理系大学生の時間割を1年生のころから、前期→後期の順に見ていくことにします。

自分の大学は2年生になるときにキャンパス移動があり、それから専門分野の勉強が本格的に始まるという特色があったので、1年生の間は一般教養の科目ばかり受講していました。

 

リー
とはいっても、僕の知る限り、1年のときは専門科目の履修が少ない大学が多い気がします!

 

まだまだ大学生活も始まったばかりで自由な時間も多く、のびのびと過ごせた時期だったのではないかと思います。

理系大学生の時間割:1年前期

まずは、僕が1年生のときの前期の時間割をみていきましょう。

1限(9:00~10:30) 必修(数学) 一般教養 一般教養
2限(10:40~12:10) 必修(英語) 一般教養 必修(力学) 選択必修(化学)
3限(13:00~14:30) 一般教養 一般教養 一般教養 一般教養
4限(14:40~16:10) 一般教養 必修(専門) 必修(英語)
5限(16:20~17:50)

大学入学当初はマジメで学ぶ意欲も高かっため、楽をするというよりは自分の気になる・受けたい授業をたくさん受講していました。

なので、毎日大学に通っていましたし、午前・午後のどちらかが休みになる日は1日もありませんでした。

 

リー
当時は休みをつくるという考えすらなかったです(笑)
今思えば、バカ真面目にがんばってましたね。

 

大学入学直後は僕のように必修が少ない方もいれば、ある程度時間割が埋まっていることもありますが、忙しくなるまでいくケースはないと思います。

一人暮らしを始める方も多いと思いますし、大学はもちろん、それ以外の生活面でも新しい環境に対応していくことが大事な期間でしょう。

理系大学生の時間割:1年後期

次に、理系大学生の1年後期の時間割をみてみましょう。

1限(9:00~10:30) 一般教養
2限(10:40~12:10) 必修(英語) 一般教養
3限(13:00~14:30) 必修(数学) 必修(数学) 一般教養
4限(14:40~16:10) 必修(保健体育) 必修(専門) 必修(英語)
5限(16:20~17:50) 一般教養

1年前期とは一変して、スカスカの時間割になりました。

前期に上限単位ギリギリまで受講した結果、後期はあまり授業を受ける必要がなくなったことに加え、ブログなど大学以外のことにリソースを割きたかったのでこのような時間割にしました。

 

リー
ブログ執筆にアルバイト、自動車の免許取得や友達との遊びや旅行など、色々やってました...。

 

いわゆる「人生の夏休み」を謳歌しているかのような、遊びまくっている大学生だった期間の時間割です。

これほど大学に行かなくて良い時間割を組めるのはレアケースなのかもしれませんが、本当にのんびり過ごすことができるので、可能であれば試してみる余地がありますよ。

理系大学生の2年生の時間割

オンライン会議中のパソコン画面

次に、理系大学生の2年生の時間割をみていきましょう。

1年生とは大きく変わった点があるので、簡単にまとめておきます。

・キャンパス移動して専門科目の勉強が本格的に開始
・コロナウイルスの流行によりオンライン授業の導入
・3限以降の授業時間が30分後にずれた

ここからは専攻科目の講義が始まるので、いよいよ忙しくなってくるという時期に差し掛かるというときにコロナが大流行。

慣れないZoomでのリモート授業など、本当に大きな変化が生じた時期だったので今でも印象に残っています。

 

リー
僕だけでなく、みんな大変な思いをしていたはず。

 

また、大学生のオンライン授業の感想などについては「【学生視点】オンライン授業のメリット・デメリットを国立大学生が徹底考察!」でお話しているので、よければチェックしてみてくださいね。

理系大学生の時間割:2年前期

まずは、理系大学生の2年生の前期の時間割をみていきます。

1限(9:00~10:30) 必修(専門)
2限(10:40~12:10) 必修(数学) 必修(専門) 必修(専門)
3限(13:30~15:00) 選択必修(力学) 必修(専門) 必修(数学)
4限(15:10~16:40) 必修(英語) 必修(専門) 必修(専門) 必修(数学)
5限(16:50~18:20) 必修(専門) 必修(専門)

この時期はコロナが猛威をふるい始めた時期だったので、ほとんどがオンライン授業でした。

ですが、専門科目の授業が始まりたてということもあり、初めて学ぶことも多くて勉強が大変だったことを今でも覚えています。

日ごろの授業を受けて課題をこなすのはもちろんのこと、試験期間が近づくと単位を落とさないためにも必死に勉強する必要があったのでかなり負担がかかりました。

前期の期末試験は7月末から8月上旬に実施されるのですが、7月中は課題の提出ラッシュと相まってほぼ1日中机に向かう日々。

慣れない専門科目の勉強に苦戦したということもありましたが、1日10時間勉強する日もあって浪人時代を彷彿とさせる生活でした。

 

リー
1年生のころは一般教養が多くて、試験対策も割と簡単だったので...。

 

自分が理系の学部に所属していることもあるかもしれませんが、個人的に大学で一番忙しくて大変だったのが2年生の前期で、大学のハードな一面を痛感させられました。

専門科目の勉強が本格的に始まる時期が、一番大変に感じると思うので、これから直面する方はがんばって乗り越えていってくださいね。

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理系大学生の時間割:2年後期

続いては、2年生の後期の時間割や、当時の状況についてみていきます。

1限(9:00~10:30) 必修(専門) 選択必修(数学) 必修(専門) 必修(専門) 必修(専門)
2限(10:40~12:10) 必修(専門) 必修(専門)
3限(13:30~15:00) 必修(英語) 必修(数学) 必修(専門)
4限(15:10~16:40) 必修(専門) 必修(専門)
5限(16:50~18:20) 必修(専門)

僕が2年生の後期を過ごしたときもコロナを無視できない状況だったので、基本的には前期と変わらずオンラインでの授業。

しかし、水木の1限の講義だけは対面だったので、大学に登校して授業を受けていました。

 

リー
寒い中、しかも朝イチで大学に向かうのが嫌すぎてずっと文句を言ってましたね(笑)

 

時間割に関しては前期と変わらないように見えますが、専門科目の試験形態や教授の厳しさ・緩さも少しずつわかってきたので、少しずつ余裕が出てきた時期だと言えます。

また、大学特有の前期や後期でつながりがある授業も何個かあったので、学んでいる内容が上手く関連付けられ、理解が深まっていくこともありました。

自分が専攻している分野の講義が本格的になった学期はかなり大変ですが、その次の学期はそれほど苦労することなく過ごせると思いますよ。

理系大学生の3年生の時間割

グループで笑いあう学生達

続いて、理系大学生の3年生の時間割をみていきたいと思います。

僕の所属では、3年生になると以下のような特徴が見られ始めました。

・withコロナのもとで対面授業が本格的に開始
・コース分けによって学科内で時間割にバラつきが発生

コロナに関しては学年というより時期的な要素が多いですが、対面授業が多くなって同学科の学生と顔を合わせる機会が一気に増えました。

おかげで仲の良い友人が増えたりして、試験対策や授業の相談を気軽にできるようになったのが大きな変化だったと感じています。

 

リー

情報交換ができる友人は絶対に作っておくべきですよ...!
(3年生のときは友達に助けられまくったので)

 

そして、学科内で2つのコース分けがなされたので、人によって時間割がバラつきが生じてきました。

僕の学科では、コース分けによって受講が著しく変化することはなかったのですが、他の学部などでは多忙なコースがあったりもするみたいなので、コース選択を行う際は安易に決めないようにしましょうね。

理系大学生の時間割:3年前期

それでは、理系大学生の僕の3年生の前期の時間割を紹介します。

1限(9:00~10:30) コース必修(専門)
2限(10:40~12:10) 必修(専門) 必修(専門) 選択必修(数学) コース必修(専門)
3限(13:30~15:00) 必修(専門) 必修(専門)
4限(15:10~16:40) 必修(専門) コース必修(専門)
5限(16:50~18:20) 必修(専門) コース必修(専門)
6限(18:30~20:00)     ※必修(専門)
※金曜6限の授業は、オンデマンド形式で不定期開催だったので、この場所に入れました。

 

先ほども述べたように3年生になってコース必修が増えたのが大きな変化でしょうか。

正直なところ必修科目とあまり変わりはありませんが、履修登録の際に受講漏れがないか確認するのが面倒だったことを今でも覚えています。

 

リー
仲の良いメンバーの中で、僕1人だけ違うコースだったんですよね(笑)

 

おそらく他の大学でも3年生になる頃にはコース分けなどが行われると思うので、授業の内容がもっと専門的になったりすることも考えられます。

ですが、このコース分けによって専攻分野の中でもより専門的な知識を学ぶこともできたので、楽しみながら講義を受けることができたのも事実。

大学の専門分野の学修は大変なことも多いですが、好きなことを学べる楽しさを味わうことができるのも大きな魅力だと思いますよ。

理系大学生の時間割:3年後期

次は、理系大学生の僕の3年生後期の時間割を見ていきたいと思います。

1限(9:00~10:30) 必修(専門) 必修(専門)
2限(10:40~12:10) コース必修(専門) コース必修(専門)
3限(13:30~15:00) 必修(専門) ※コース必修(専門) 必修(専門)
4限(15:10~16:40) 必修(専門) ※コース必修(専門) 必修(専門)
5限(16:50~18:20) ※コース必修(専門) 必修(専門)
水3~5の※必修(専門)は、オンデマンドと対面授業が1週間ごとに交互で行われていました。

3年生になって更に忙しくなると思いきや、意外と講義のコマ数が少なくて拍子抜けしたのがこの期間。

月曜の3.4限も非同期型のオンライン授業だったので実質休みで、毎週4連休のような生活でした。

しかし、授業が少ない割に課される宿題が重かったので、授業がなくても勉強に追われてストレスを抱えていた印象です。

 

リー
課題が無かったら本当に最高でした...。

 

このように学年が上がることと授業の忙しさが比例するわけではなく、カリキュラムによっては授業が少なくて楽になることもあります。

しっかりと履修案内に目を通すことはもちろん、同じ所属の先輩の話を聞いてみることで上手く乗り越えられることもあるでしょう。

理系大学生の時間割のまとめ

角帽をかぶった女性

ここまで、理系大学生である筆者の時間割をみてきました。

ひとえに理系といっても幅広いですし、忙しい学科もあれば割とのんびり過ごせるところがあるのも事実。

所属によって忙しさなどは本当にバラバラなので、前もって知りたい方は先輩などに教えてもらうのが賢明でしょう。

授業が多くて忙しくても、専門的なことを学ぶことや、友人と共に乗り越えていくなかに大学生活の楽しさはあると思います。

僕の時間割はほんの一例にしかすぎませんが、あなたにとって少しでも参考になったのであれば幸いです。

 

 

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