楽しんで読んでいただければ嬉しい限りです。
高校になると、多くの人は文系と理系の選択を迫られたと思います。
「迷ったらとりあえず理系」「理系女子は大変だから文系がオススメ」など色んな話を聞きながら決めたことでしょう。
一般的に、大変なイメージで男女比も偏っている理系を選んだあなたは、相当な変わり者だと思います。
僕も理系ですが、変り者なので安心してください。
今回は、そんな面白い話がたくさんある"理系あるあるネタ"を扱っていきます。
クスッと笑いながら読み進めていってくださいね!
理系あるある【学問編】
まず最初に取り上げるのは、学問に関する理系あるあるです。
ここでは、次の3科目にまつわるあるあるネタを順に取り上げていきます。
・数学編
・化学編
・物理編
上から順にお話していきますね。
理系あるある①:数学編
まずは、数学に関係する理系あるあるについてです。
今からお話していくのは、次の3つのあるあるになります。
・2の10乗まで覚えている
・座標軸や曲線はお手の物
・置換と言いづらい
それでは、見ていきましょう。
①:2の10乗まで覚えている
理系の学生の中には、2の10乗までは暗記させられた方も多いはず。
僕が高校の時は、めっちゃ怖い数学の先生が覚えろと言い張り、言えないとボロカスに怒られました…(泣)
当時は怖いだけで必要性を感じませんでしたが、10乗まで覚えると楽に計算が進むようになったのは事実です。特にセンター数学などで使えますし、時短になるので覚えておいて損はしないと思います。
②:座標軸や曲線はお手の物
理系は問題を解く時に図形などをたくさん書くので、座標軸や曲線はフリーハンドでも綺麗に書けるようになります。
試験の時は定規などを使えないので、日ごろから道具に頼らないよう指導を受ける方も多いでしょう。その結果、自然と直線や円が正確に書けるようになってきます。
図形などが綺麗に書ける方が問題の状況把握もしやすく、有利に働く時も多いです。
僕も図形は丁寧に書くよう意識していたので、座標軸や円、増減表をキレイに書くのはお手の物でした!
③:置換と言いづらい
数学において置換というワードは頻出ですよね。
最初のうちは痴漢を思い浮かべてしまい、言うのを躊躇っていた時期もありませんでしたか?
慣れてしまえば何ともないですが、しょうもないことを気にしてネタにするのが学生です。
ちなみに、僕は浪人生の時に電車で置換積分の問題を友人と一緒に解いていて、「こうやって置換したらええんちゃう?」「これで置換しても無理やって」など言って周りにすごい目で見られたことがあります。
理系同士なら良いですが、それ以外の人と話すときや状況によっては、少し気を付けたほうがいいのかもしれませんね。
理系あるある②:化学編
次は、化学に関係する理系あるあるを紹介していきます。
具体的には次の3つです。
・ベンゼン環の人気は異常
・花火=炎色反応のネタ
・つい刺激臭を嗅ぐ仕草が出る
順に解説していきます。
①:ベンゼン環の人気は異常
突然ですが、ベンゼン環ってかわいくないですか?
僕は有機化学が結構好きなのですが、ベンゼン環に対しては謎に愛着をもっています。
受験でも頻出範囲なので頻繁に登場しますし、嫌になるほど書く機会があったはずです。
人によって書き方が違ったり、どこか個性的なベンゼンを書く人もいて、おもしろいと思っていたのは僕だけでしょうか?
②:花火=炎色反応のネタ
これは理系にとって、超定番ですよね。
花火は理系にとって炎色反応の代表的な例として有名だと思います。
声に出さずとも、花火の色から何の物質かを考えている理系の学生は多いはずです。
学校で学んだ知識を活用するのはいいことですが、花火を見ている時ぐらいは楽しみましょうね(笑)
③:つい刺激臭を嗅ぐ仕草が出る
理系の学生は、ものの匂いを嗅ぐときにも刺激臭を嗅ぐ際の仕草をしてしまいます。
僕が大学の友人と鍋パをしたときも、全員理系で同じ仕草をとっていたのがとても面白かったです。
理系の人なら結構好きなネタのはずなので、ボケてやってみると、意外とウケます。
理系あるある③:物理編
学問編の最後は物理に関するあるあるネタです。
この記事でお話するのは次の3つ。
・電車の中で慣性の法則を感じる
・エレベーターでgを連呼する
・位置エネルギーを感じがち
それぞれ順にお話していきます。
①:電車の中で慣性の法則を感じる
慣性の法則は、日常生活の中で感じられる身近な物理法則であると同時に、力学を学習する上で欠かせない大事な法則です。
初めて習うときは必ずと言っていいほど電車を用いて説明されるので、この影響を受けて電車に乗ると慣性の法則を感じる理系学生も多いはず。
慣性に負けじと「電車内で動いたら負けゲーム」をするのも、学生という感じがしますよね。
②:エレベーターでgを連呼する
エレベーターに乗っているときに重力を感じて興奮する気持ちを、理系の方ならわかっていただけるはず。
急に体が重くなったり軽くなると、思わず口にしてしまいませんか?
しかも「重力」と言わずに「g」のようにかっこつけた言い方をするのが学生らしくて、またおもしろいんですよね。
③:位置エネルギーを感じがち
「あー、位置エネルギー感じるわ!!」
高地など標高の高いところに行けば、絶対にこのセリフを言う理系がいるはずです。
僕の友人は毎回と言っていいほど位置エネルギーを感じています。よくわかりませんね。
ネタとして紹介していますが、理系であれば、高い所に行ったら一度は言っておくべきセリフだと思います。
理系あるある【学生生活編】
次に紹介するのは、日常や学生生活に関する理系あるあるです。
これからお話していくのは次の4つです。
・理系国立はブランド
・圧倒的な男子率
・文系とは壁がある
・大学生になると忙しい
それぞれどんな内容なのかをみていきましょう。
①: 理系国立はブランド
私立大学に通った場合、文系と理系では授業料に大きな差があります。卒業までに数百万〜数千万の差が生まれますし、私立理系だと家に経済的な負担がかかってしまうということも考えられます。
実際のところ、現役で私立理系へ進学するよりも、一浪で国立理系の方が安くつくのも事実。
そのような事情はもちろん、センター試験もガッツリ受ける必要もあるので、理系で国立大学に入学することは世間的に良い評価をされますし、ある種のブランドみたいになっていますよね。
もちろん文系で国立を目指す人も多いですが、理系の方が国立への熱意がある人が多かったイメージがあります。
ちなみに僕も、とある地方国立大学に在学中です。
「地方国立ってどんな感じなんだろう?」という興味がある方は、「【必見】地方国立大学の理系を選ぶメリットは?現役大学生の僕が解説します!」をご覧ください。
②:圧倒的な男子率
理系には女の子が少ない。
まずは、高校の文理選択でその現実を受け止め始めることになりますよね。高2からクラスが文理で別れたのですが、クラスの男女比が大きく偏っていてビックリしました。
しかし、この偏りは、大学に行くとさらに顕著になります。
僕は工学部なのですが、クラスは男子100人に対して女子が4人などが当たり前です。高校から大学に進学していくにつれて男女比の偏りは大きくなることは、もはや理系の宿命なのでしょうね。
③:文系とは壁がある
文系と理系の学生は、なぜか一緒にはなれない壁があると思います。
極端な例ですが、文系=パリピ、ウェイ、理系=まじめ、陰キャというイメージを持っている人もいるかもしれません。
この偏見のせいか、文系の学生に対して引け目を感じていたり、皮肉っている理系の学生もいます。
④:大学生になると忙しい
理系の学生は、大学に入学と非常に忙しい生活を送ることになります。
実験やそのレポートなどに追われますし、特に忙しい学科だと何日も徹夜を続けて課題をこなしている人もいます。
その一方で文系の大学生は授業や課題が少なく、暇を持て余していることが多いです。理系の学生から見れば、少し腹立たしく目に映るかもしれませんね。
この現実もあって、文系と理系は相交わらない、水と油のような存在になってしまっているのではないのでしょうか。
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理系あるあるまとめ
今回は理系の学生ならわかる、あるあるネタを紹介していきました。
女子が少ない・課題が大変など、理系にはあまり良いイメージがないかもしれませんが、その分面白い人やネタが集まりますよね。
僕は受験などで大変な思いもしましたし、「文転したい」と何度も思いましたが、今となっては理系でよかったと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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