誰か教えてくれないかなぁ。
このような疑問を解決します。
「理系に進むと英語が必要ないのでは?」と感じる一方で、「理系でも英語が必要だ」という意見を見かけることもあると思うのですが、具体的にイメージできずに混乱してしまいますよね。
僕も高校生の頃は、まさにこのような状況に陥っており、「どうせ嘘やろ、脅してるだけや」と気にせず過ごしていたほどです。
しかし、理系を選び大学生になった今、英語の重要性を実感するようになってきました。
そこで今回は、理系大学生である筆者が、理系で英語ができることのメリットについて解説していきます。
具体的にどのような場面で英語力が必要になるかなども具体的にお話していくので、ぜひ最後までお付き合いいただければ幸いです。
理系で英語を使う場面はあるの?
理系で英語を使う場面はないと思っている方もいるかもしれませんが、理系の学部・学科に進んでも英語と無縁な生活を送れるわけではなく、英語を使う場面には必ず直面するでしょう。
僕自身も理系大学生として生活していて、学部生であるうちでも英語を使う場面というものは出てきますし、今後研究室に配属されて大学院に進学し、論文などを本格的に扱うようになると英語力は今以上に求められるものだと感じています。
というのも、この記事を書いている自分は現在大学3年生で、ちょうど研究室の配属に向けた研究室訪問などを一通り終え、同時に就職に関する講演会なども頻繁に開催されている時期にあたります。
僕は大学院に進学するつもりですが、研究室の活動と同時に就職に関する情報収集も少しずつ行っており、その中で英語が必要になる場面もわかってきた次第です。
英語が活きてくる具体的な場面などは、これからお話する理系で英語ができることによるメリットの中で詳しくお話していきますね。
理系で英語ができることによる4つのメリット
まずは、理系で英語ができることによるメリットについてお話していきたいと思います。
具体的には、次の4つです。
・論文の読み込みが楽
・就職や入社後の昇給に役立つ
・海外も視野に入れることができる
順にお話していきますね。
メリット①:大学受験で武器に
この記事は主に大学生視点で書いているものではありますが、高校生の方が見ているかもしれないので大学受験のことも含めておきます。
理系の学生で英語が得意だと、大学受験で自分の解く科目、武器として入試を攻略していくことが可能です。
数学や理科科目というのは、理系であれば嫌でも勉強することになるので、受験勉強をしているうちに自然と伸びてくると思います。
ですが、英語に関しては理系の学生の間では得意・苦手の差がハッキリと表れてくるので、得意であれば他の学生と差をつけることができると思います。
、英語であれば多くの大学が二次試験で実施していますよね。
僕が受験生の頃は英語だけ得意だったのですが、数学などに比べて他の学生と差をつけれていることを実感していましたし、出題問題によって得点が上下することもほとんどなかったので良い武器になってくれました。
結局第一志望には合格できませんでしたが、良い方向に作用していたことだけは今となっても断言できます。
関連記事 【大学受験 不合格体験記】第一志望に落ちても、前を向いて腐らず楽しめ!!
メリット②:論文の読み込みが楽
先ほども少し触れたように、理系の大学生は研究活動の一環で論文を読むことがあるのですが、中には英語の論文を読み込んだり、研究成果を英語で発表する機会もあるかもしれないので英語は得意であった方が有利でしょう。
特に自分が専門とする分野によっては、英語の資料と嫌になるほど向き合うことになる可能性もあるので、英語が全くできないとしんどい思いをするかもしれません。
例えば僕は建築学科に所属していますが、中には西洋建築に関連する分野を専門とする研究室があります。
そのような研究室では、海外の建築が主な対象になるので情報源も国外メインとなり、英語で公表されている情報を読み込んで研究を進める必要がありますし、英語は避けては通れないと言えるでしょう。
ゼミで英語のエッセイ発表し、英語力向上にも励んでいるみたいです。
他にもサイエンスなど世界的に有名な論文は基本的に英語だったりもしますし、英語が得意である方が楽に研究活動などを進められることは事実。
このように、より学びを深めていく過程で英語の情報を扱う必要は生じてくるので、理系で英語ができるとこのような場面でかなり有利です。
また、これはちょっとしたことですが、各分野の専門単語などは英語由来の名前だったりするので思いもよらないところで英語の知識が活きてくることもありますよ。
メリット③:就職や入社後の昇給に役立つ
さらに、英語が得意であると就職で有利になることはもちろん、入社後の昇給を有利に進めることもできます。
就活の際にTOEICのスコアが高いと有利になるという話を耳にしたことがあるかもしれませんが、それは本当のことで、TOEICの公式が発表しているデータを見れば一目瞭然です。
※ 「英語活用実態調査【企業・団体/ビジネスパーソン】2019」より
このように、新入社員の採用時にTOEICを活用している企業は半数程度ありますし、有利に働くことは事実でしょう。
その他にも、入社後の昇進・昇格の要件としてTOEICを利用している会社もあります。
TOEIC公式【活用事例】昇進・昇格の要件より
このように、就職の際にはもちろんのこと、就職後も英語が自分のためになることがわかりますよね。
僕も現在大学生なのですが、TOEICの勉強をして試験を受験し、受験英語力の向上に励んでいます。
自分の経験談なども交えて記事を書いているので、よければぜひご覧ください。
・大学生はTOEICをいつから勉強して受けるべき?現役大学生が経験を元に解説!【注意点あり】
・大学生のTOEIC平均スコアは?目安や勉強法まで紹介します!【学生視点で解説】
メリット④:海外も視野に入れることができる
先ほどのメリット③で、就職や昇格の場面で英語が有利に働くという話をしましたが、それだけではありません。
近年では積極的に海外進出を行っている企業もたくさんありますし、英語ができる人材は重宝されますし、自分の活躍の場を日本限らず海外にも向けることができます。
海外で仕事をすることは大変だと思いますが、その分日本ではできない充実した生活を送ることができると思いますし、給料も高くなる傾向もあります。
英語ができると必ず国外で仕事をしなければならないということはありませんが、自分の選択肢を広げられるという意味では、海外でも活躍できるよういなるのは大きなメリットなのではないでしょうか。
理系で英語ができない方にオススメの勉強法
ここでは、英語が苦手な方にオススメば勉強法についてお話していきます。
今回は以下の2パターンにわけて進めていきますね。
・英語の基礎知識はあるけど話せない
順に解説していきますね。
①:そもそも文法などの英語の基礎知識が不安
中学・高校で習うような基礎事項に不安がある方は、まずは英単語や文法などの知識を習得することがオススメです。
僕は大学受験の際に英語の勉強をたくさんしたおかげでその勉強が今でも活きていますし、まずはこの基礎がしっかりしないとTOEICなどの英語の試験やこの後でお話するスピーキングの学習も難しいと思います。
そこで、僕がオススメするのはスタディサプリを使った英語学習です。
あのリクルートが運営するスタディサプリは、月1980円から始めることができる大学受験対策のサービスなのですが、英語学習だけを目的に利用するのも非常に効果的だと感じています。
というのも、英語の講座を多く担当されている関正生先生の授業が本当にわかりやすくて、初学者でも安心して英語の基礎を身に着けることができるからです。
関先生をはじめ英語担当の先生方の授業がわかりやすくて感動していました(笑)
自分で参考書を買って独学で学習するのも良いかもしれませんが、プロ講師の授業を受ける方が理解もしやすいでしょうし、そこまで月2000円程度でそこまで高くない価格なので、個人的にはスタディサプリをオススメします。
14日間の無料体験も可能なので、一度使ってみて自分に合うかどうかを判断するのも良いのではないでしょうか。
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②:英語の基礎知識はあるけど話せない
また、大学受験などでガッツリ勉強して英語の基礎がある程度身に付いているが、英語が全然話せないという方は、オンライン英会話を使って英語を自分のモノにするのがオススメです。
コロナ影響もあってオンライン英会話サービスはここ数年で一気に成長しましたし、家にいながら本格的な英会話レッスンを受けることができるようになりました。
僕もTOEICの勉強を通して、英語の基礎事項などはある程度身に付いていると感じるようになりましたが、やはり英語を話すという点についてはまだまだ未熟で、スピーキングの重要性を痛感しています。
日本語を話せることと読み書きできることって、似て非なるものですよね。
このような方にオススメなのは、オンライン英会話で実際に英語を話す経験を積み重ねることで自分のものにしていくことでしょう。
英会話教室に通うのも良い方法だと思いますが、オンラインであれば家にいながら行えるので学習に対するハードルも下がりますし、何より月5千円程度でお財布にも優しいです。
そして、オススメのオンライン英会話ですが、以下を参考に自分に合いそうなものを選んでいただければと思います。
・まずは王道・定番のものを試したい→テレビCMでも有名な「DMM英会話」
・やる気に満ち溢れている→定額でレッスン受け放題な「ネイティブキャンプ」
上記の英会話サービスは、どれも最初は無料体験ができるものばかりなので、気になるものがあれば積極的に無料レッスンを活用していくのがオススメです。
当ブログでは、今回紹介した英会話はもちろん、その他の英会話サービスの情報や英語学習についてまとめているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
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理系で英語ができることによるメリットのまとめ
ここまで、理系で英語ができることのメリットや、具体的な学習法についてお話してきました。
最後にもう一度、簡単にまとめておきましょう。
・論文の読み込みが楽
・就職や入社後の昇給に役立つ
・海外も視野に入れることができる
・英語の基礎が不安な人はスタディサプリを使ってみよう
・英語を話せる自信がない人はオンライン英会話がオススメ
理系に進んで英語一本で仕事などを決めることはないと思いますが、自分の専門知識を深めるための手段として英語はかなり重要になってきます。
僕も理系で英語が必要になる場面というのが今まで想像できませんでしたが、大学生になって学びを深めるにつれてわかってきたことがたくさんあったので、具体的にイメージできるきっかけになったのであれば幸いです。
\英語学習の情報盛りだくさん!/