鉄壁は書き込みをすれば最強!使い方や特徴を愛用者が解説します!【CDは必要です】

  • 2020年2月22日
  • 2022年3月27日
  • 英語
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いらすとやの心配している男性
あなた
鉄壁ってどんな単語帳なの?
使い方もあれば知りたいな。

 

このような疑問にお答えします。

僕が受験期に唯一購入した単語帳が、鉄緑会の鉄壁です。

高校3年間は単語帳を使わず勉強し、浪人が決まってから人生で初めて単語帳なるものを購入しました。

それでも現役のセンター英語(筆記)では192/200を叩き出し、旧帝英語では8割という結果を残しています。

 

リー
もちろん浪人時代も英語力は維持できましたし、
東大・京大志望の生徒ばかりの環境で高い偏差値をキープしていました!

 

そこで今回は、大学に入学した今でも英語が好きで、時間を見つけては英語の勉強をしている僕が、過去に愛用していた鉄壁の魅力をあなたにお伝えしていきたいと思います。

実際に行っていた勉強法などもあわせてお話するので、参考になると思いますよ。

鉄壁を使うべき人は?

 

鉄壁はオススメの単語帳ですが、注意しておいてほしい点があります。

それは、鉄壁は万人受けするものでなく、使用者を選ぶ単語帳であるということです。

鉄壁は、ある程度英語の基礎ができており、英単語もセンターレベルは余裕な人でないと使いこなせないと思います。

具体的には、次の条件にのいずれかにあてはまる人にオススメします。

・英語が得意でさらに伸ばしたい人
・センター英語で安定して8割超えの人
・センターレベルの単語帳をマスターした人
・旧帝大など、ハイレベルな大学を目指す人

これぐらいの実力がないと、鉄壁は厳しいかなと思います。

英語が得意な人が、さらなるレベルアップを図るために使う参考書であるという認識が良いでしょう。

背伸びして鉄壁を購入しても、その単語数の多さやレベルの高さに挫折してしまいますし、それで英語が嫌いになって点数が下がるという負のスパイラルに陥っては元も子もありません。

自分の英語力に自信がついてから購入するようにしましょう。

鉄壁の特徴、最強の単語帳たる所以は?

次に、鉄壁という参考書の特徴について解説します。

僕がお伝えしたいのは、具体的に次の3点です。

・単語・熟語数の多さ
・テーマ別の構成なので、単語を関連づけられる
・イラストや語源で単語のイメージをつかむことができる
・各セクションごとに確認テストがある
・名に恥じぬ"重さと厚さ"

1つずつ順にお話していきます。

鉄壁の特徴①:単語・熟語数の多さ

鉄壁に収録されている単語数は、3000語に迫るほどの大ボリュームです。

中学生で習うような基礎単語はほとんど収録せずにこの多さなので、かなりの量であることがわかります。

他の単語帳には載っていないような難し単語もチラホラ出てきます。

大学受験において、鉄壁に出てくる単語をマスターしたら、かなり英語の自信がつきます。

鉄壁に出てこないような単語は、他の受験生もわからないので気にする必要はありません。

この一冊を完璧に仕上げていきましょう。

鉄壁の特徴②:テーマ別の構成なので、単語を関連づけられる

鉄壁が他の単語帳と違う点として、テーマごとに単語を載せていることが挙げられます。

1セクションごとに1つのテーマが定められていて、単語同士を関連付けて覚えていくことができます。

 

リー
一冊全体を通して覚えやすい順番にまとめられているので、スムーズに勉強できますよ!

 

もしかすると、「似たような意味の単語が出てきて混乱しそう?」と不安になる方もいるかもしれませんね。

ですが、大丈夫です。安心してください。

次に紹介するように、イラストなどを使ってわかりやすく解説してくれます。

鉄壁の特徴③:イラストや語源で単語のイメージをつかむことができる

鉄壁の特徴として、イラストや語源によって単語のイメージを作れるという点があります。

例えば「曖昧な」という意味をもった単語を用いて説明します。

・vague
・obscure
・ambiguous

上の3つの単語は、どれも「曖昧な、ぼんやりとした」という意味をもっています。

これらの単語の違いを、イラストによって単語のイメージを作り上げることで明確にしてくれます。

鉄壁のイラスト説明
イラストもあって、3つの単語の違いがよくわかります。

 

また、単語の語源を使った詳しく解説が載っているのも、鉄壁の魅力です。

 

例えば、science「科学」という単語を例に挙げながら、説明しますね。
実は、scienceの最初の"sci"という部分には、「知る」という意味があるんです。
なので、scienceは、「万物について"知る"学問」→「科学」だと納得しながら意味を覚えることができます。

 

これを応用すれば、conscious「意識している」という単語も覚えやすくなりますよね。

 

リー
consciousには、知るという意味の"sci"が含まれているね!
知ってるからこそ、意識することができるイメージを持とう。

 

これまでの単語の丸暗記から解放されて、英語の勉強が楽しくなること間違いなしです!

鉄壁の特徴④:各セクションごとに確認テストがある

鉄壁は1セクションを終えるごとに、出てきた単語の確認テストがあります。

付属の赤シートで文字が消えるようになっているので、しっかり覚えているかチェックすることができます。

インプットだけでなく、アウトプットも同時に行えるのも、鉄壁の魅力の1つですね。

鉄壁の確認テスト
付属の赤シートで答えが隠れる確認テストは、非常に便利です。

 

リー
単語を覚えられているかがすぐにわかるので、ありがたい!

 

鉄壁の特徴⑤:名に恥じぬ"重さと厚さ"

鉄壁という名前の通り、他の参考書に比べると重くて分厚いです。

なので、毎日持ち運ぶには少し苦労するかもしれません。

 

収録されている単語数などを考慮すると妥当ですが、色んな科目の参考書を持ち運ぶ受験生には辛いかもしれないです。

具体的な数値を出すと、ページ数は670pほどで、厚さは2.5cmです。

個人的には、この重さ・厚さが気にならないほどの良書だと思いますよ!

 

鉄壁の使い方

それでは、鉄壁の具体的な使い方についてお話していきたいと思います。

僕がお話するのは、次の3点についてです。

・一気に覚えようとせず何周もする
・書き込みしながら使う
・目と耳を使って覚えていく

浪人時代に使った経験を元にお話していきますね。

①:一気に覚えようとせず何周もする

鉄壁に収録されている単語数は約3000ほど。

既に知っている単語も含まれているでしょうが、知らない単語もたくさん出てくるはずです。

それらの単語を一気に覚えようとするのではなく、何度も覚えようとして頭に入れていきましょう。

鉄壁を一周終えただけで満足せず、何度も何度も鉄壁を読破しましょう。

 

リー
僕も浪人中に鉄壁を4~5周してやっと、定着してきた感覚がありました。

 

鉄壁を何度も繰り返していくことが、英語を攻略する一番の近道だと思いますよ。

②:書き込みしながら使う

鉄壁に出てくる単語に関して新たな知識を得たときは、ドンドン書き込んでいきましょう。

本に載っていない語源など、単語に関する情報をたくさん付け加えて、自分だけの鉄壁を作っていくイメージです。

理想は、英単語に関しては鉄壁一冊で完結するという状態にすること。

 

自分が書き込みをしたことは忘れにくいですし、後々「頑張って勉強してたな」と思うことができます。

「書き込みせずにきれいな状態で残し、後で売りたい!」などの考えは持たない方が良いです。

売れたとしても数百円なので、ドンドン書き込んでいくほうが絶対にあなたのためになりますよ。

 

リー
書き込めば愛着も湧くし、自然とやる気が出るよ!

 

③:目と耳を使って覚えていく

単語帳を使うとき、ふつうは目で見て覚えようとすると思います。

声を出したくても、自習室や通学の電車内ではできませんよね。

しかし、鉄壁にはリスニング用の音声CDがあります!(本とは別売りです)

このCDを購入してiPhoneに取り込めば、目と耳を使って鉄壁に収録されている英単語を覚えることができます。

音声では"鉄壁の単語→その単語の例文"の順に音声が流れていきます。

 

僕が推奨するのは、鉄壁を持っている友達と割り勘をしてCDを購入するという方法です。

割り勘して、一人ずつスマホに取り込んでいけば出費を抑えることができます。

この方法はかなりオススメなので、鉄壁を持っている知り合いがいればやってみてください!

 

 

リー
最終的にだれがCDを持つかは、相談して決めようね!

 

鉄壁は書き込みをすれば最強!使い方や特徴のまとめ

今回は、英単語の参考書、鉄壁について紹介しました。

もう一度、その特徴をまとめておきます。

・使う人を選ぶレベル高めの単語帳
・単語や熟語がたくさん収録されている
・テーマ別の講師で、単語を関連づけられる
・イラストや語源の解説があって覚えやすい
・確認テストでアウトプットもできる
・単語帳にしては重くて分厚い
・CDを購入すれば、リスニングもできる

英語を得点源にしたい、ハイレベルな大学を狙っている人にピッタリな単語帳です。

 

イラストや語源を利用した英単語の勉強は本当に楽しく、僕は英語がドンドン好きになっていきました。

今までの英単語に対する意識が大きく覆されますよ。

 

ただ丸暗記するのではなく、"理解して"英単語を自分のモノにしていきませんか?

 

ぜひ、一度手に取ってみてください!

 

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