浪人生ってたまには休んでいいのかな?
このような悩みを解決します。
どれだけ必死に受験に向けて勉強していても、休憩なしではいつかは力尽きてしまいます。
だからといって息抜きをしすぎると罪悪感や焦燥感を感じてしまう人も多いでしょう。
本記事では、適度な息抜きは必要であることをお話しながら、休憩をする際に覚えておいてほしいことや、具体的にどのような休み方をすればいいのかなども解説していきます。
自分の浪人時代も交えながら進めていくので、ぜひ参考にしていただければと思います!
僕の失敗談を通して浪人生・受験生に息抜きの重要性を伝えたい
これは僕の受験生の時の話になります。
受験勉強に熱中するあまり自分の体を労わることを疎かにした失敗談で、気になる方だけ読んでください。
僕にはどうしても行きたい大学があり、高2の冬から猛勉強を始めました。
最初は数学0点など底辺からのスタートで、志望校はいわゆる難関大だったので模試などではE判定ばかりでした。
センターを終え、志望校を落とせば合格できたと思いますが、譲りたくない気持ちが強かったので志望校を受験し不合格、浪人を決意。
知り合いのいない環境に身を置いて頑張りたかったので、家から電車を乗り継いで1時間半かかる遠い方の予備校を選びました。
毎日予備校に通って夜遅くまで勉強する日々を過ごし、成績も順調に伸びていて、合格が近づいている実感が更にやる気を生み出します。
そんな僕は、二次試験の直前に体調を崩し、予備校にも通わず家で体を休める羽目になってしまいました。マスクも手洗いうがいも徹底してたのでウイルス関係ではなかったのですが、ストレス・疲労による体調不良でした。
結局受験はできましたが、結果は不合格で、後期入試で受かった大学に進学しました。前期は手ごたえもあり、受験勉強で得たもの全てを出し切ったので、不合格の結果を体調不良のせいにしようとは思いません。
しかし、もし体調が良ければ結果は違っていたかもしれないと考えましたし、何より体調を崩したことは自分の落ち度であると感じます。
そして、僕自身が同じ過ちをしないだけでなく、より多くの受験生に似た経験をしてほしくないと思ったので、この記事を書くに至ったわけです。
これが僕の失敗談です。合格するために勉強するのは大事ですが、何より大切な自分の体にもしっかり向き合うようにしてくださいね。
浪人生・受験生の息抜きに関する4つの原則
僕の失敗談もお話したところで、お話するのは、勉強の息抜きの際に覚えておいて欲しい・守って欲しいルールについてです。
具体的には次の4点を抑えましょう。
・勉強のことは忘れる
・メリハリをつける
・「ヤバい」と思ったら休む
・自分のストレス解消になることをやる
それぞれ順に解説していきますね。
受験生・浪人生の息抜きの原則①:勉強のことは忘れる
受験勉強の息抜きをするときは、勉強のことは忘れて思いっきり休みましょう。
当たり前のことですが、人間は働き続けることができませんし、自分を休ませてあげることも必要です。運動の機会が減り、ストレスも溜まる受験期は体への負担も大きいので、休憩は重要な役割を果たします。
なので、休む時はしっかり休み、きちんと体を休ませてあげてから勉強を再開するようにしましょう。
休憩時間も勉強のことを考えているのは、どっちつかずの時間を過ごしていることになってもったいない時間の使い方だと言えます。
受験生・浪人生の息抜きの原則②:メリハリをつける
先程のしっかり休むという話とも関連しているのですが、息抜きと勉強の切り替えをメリハリをつけてしっかり行うようにしましょう。
休憩をしていると心地よくなって、ついつい長引いてしまいがちになります。しかし、そのような甘えに乗じてはいけません。
一度そのようなことをすると「まぁいいか」と何回も甘えてしまい、結果的に多くの時間を無駄にしてしまうことになります。
受験勉強においてメリハリはとても大事ですし、これからも必要になる能力なのでぜひ意識するようにしてください!
受験生・浪人生の息抜きの原則③:「ヤバい」と思ったら休む
受験勉強に精を出すのは良いことですが、無理をするのはよくありません。
体の異常を感じたり、本能的・直感的にヤバいと感じたら一度休む勇気もときには必要です。
本番に調子が悪いと最高のパフォーマンスを発揮できませんし、体調管理も大切な準備の1つです。
入試当日はまだ先で準備期間に該当するタイミングでも、体調を崩して勉強ができなくなると、思った以上に焦るものです。
そのまま完治することなくズルズル引きづるケースもあるので、しっかり休んでリスタートを切るという選択肢を取れるようにしてくださいね。
受験生・浪人生の息抜きの原則④:自分のストレス解消になることをやる
息抜きの方法はたくさんありますし、人それぞれです。
結局のところ一番大事なのは、あなたが休めたと実感することのできることを実践することです。
人によって休憩にならないことでも、ある人にとっては息抜きに感じられることもありますし、自分自身のストレス解消になることをやりましょう。
その方が勉強への切り替えもスムーズになりますよ。
浪人生・受験生にオススメな、息抜きができる5つの方法
それでは、浪人生や受験生にオススメの休憩を紹介していきます。
今回僕がお話するのは、次の5つです。
・誰かとおしゃべりする
・外の空気を吸う・散歩する
・美味しいものを食べる
・仮眠をとる
・思いっきり遊ぶ
それぞれ順に解説していきます。
浪人生・受験生の息抜き①:誰かとおしゃべりする
受験勉強は孤独や不安を感じる場面が多いですが、特に浪人生だと予備校で誰とも話さず一日を終えることも頻繁にあります。
そのような状況だと、ストレスが溜まって体を壊したり、勉強が手につかない状態に陥る可能性もあります。
ダウンしてからでは手遅れですし、おしゃべりを息抜きに取り入れて欲しいと思います。
僕はよく、友人とおしゃべりすることで不安を解消したり、互いに鼓舞し合っていました。
そのような面では、浪人時代に気軽に話ができる関係性の人がいて良かったと思います。
浪人時の友達については、「浪人して友達を作るべき?まずは一浪の僕の経験談を聞いてくれ【諸刃の剣ですよ】」で詳しくお話しているので、よければご覧ください。
予備校で話せる友人がいないという方は、クラス担任と話すのもオススメです。
色んな相談にも乗ってもらえますし、サポートしてもらえるのは本当に心強いと感じるはず。
たかがおしゃべりですが、本当に気が楽になりますし良い息抜きになるのでぜひ試してみてくださいね。
関連記事浪人がきつい、辛いのはなぜ?気持ちが楽になる対処法もお伝えします!
浪人生・受験生の息抜き②:外の空気を吸う・散歩する
塾や予備校の教室は、どうしても空気が淀んでしまいます。人の出入りや換気も少ないですし、頭がぼーっとするという症状が出る人もいるでしょう。
そのような時は教室や校舎の外に出て、外の新鮮な空気を吸ってみましょう。大きく2.3回深呼吸するだけでもかなりスッキリします。同時に手足を伸ばしたり、ストレッチを行うとかなり良い休憩になると思います。
また、外に出て散歩するのも良いリフレッシュになるでしょう。脳科学的にも休憩時間の散歩に効果があることが証明されているので、試してみる価値はあるはずです。
浪人生・受験生の息抜き③:美味しいものを食べる
受験生は毎日勉強漬けになり、日々の生活の楽しみがなくなっていきますよね。
僕は食事・入浴・睡眠の3つのために勉強を頑張っていたことを今でも覚えています。
そんな受験生にオススメなのが、ご飯ぐらいは奮発して美味しいもの、自分の好きな物を食べるということです。
ちょっと贅沢するだけで気分は変わりますし、好きな物を食べたら勉強を頑張ろうというモチベーションにもなります。
近くのコンビニやスーパー、ランチのお店などで食事を楽しむことができるようになれば、塾や予備校に通わなくなる事態も避けれるので良いサイクルを生み出してくれるはずです。
浪人生・受験生の息抜き④:仮眠をとる
お昼ご飯を食べたあとはどうしても眠くなりますよね。睡眠時間が少ない状態だと、勉強中に睡魔に襲われてしまうこともあるでしょう。
そのような眠たくて勉強に集中できない時は、短時間の仮眠をとるとスッキリして良い息抜きになります。
机などに突っ伏した状態で15分ほどの睡眠をとることをパワーナップと言うのですが、メンタリストDaiGoさんもオススメしていて、よく紹介されている方法です。
ベッドなど熟睡できる体制や、30分以上の長時間にわたる睡眠をとると、逆に目覚めが悪くなるので注意してくださいね。
僕はよく寝すぎてしまい、目が覚めてもしばらく頭がボーっとしていることもあったので、短時間で仮眠を切り上げるのは本当に大事だと気づきました。
詳しくは、メンタリストDaiGoさんの本を参考にしてください。
ちなみに、本などをAmazonで購入する場合、プライム会員になっておくと、配送料が無料になるなどの特典が利用できて非常にお得です。
30日間の無料体験もやっているので、ぜひ利用してみてください。
\30日間の無料体験やってます/
関連記事 Amazonプライム会員になると何ができる?15コの特典もあわせて愛用者が丁寧に解説!
浪人生・受験生の息抜き⑤:思いっきり遊ぶ
毎日少しずつ息抜きをしても、いつかは精神的に限界を迎えるときがあるでしょう。
そのようなときは、1日勉強ぜずに思いっきり遊んでください。
カラオケに行ったり、プチ旅行をしたり、あなたのやりたいことを思う存分楽しみましょう。
これぐらいの息抜きをたまに行うと、上手にストレスの解消もできますし、体を壊すこともありません。
大学合格のために1年を捧げると言っても、休憩なしで走り抜けることはできないので、自分の頑張りを認めて休ませてあげる日も設けてあげてください。
予備校が早く閉まる曜日などがあれば、その夜は勉強せずにリラックスすると決めるのもいいと思います。
浪人生・受験生にオススメの息抜きまとめ
ここまで、受験生や浪人生にオススメな息抜きの方法についてお話してきました。
最後にもう一度、まとめておきましょう。
・勉強のことは忘れる
・メリハリをつける
・「ヤバい」と思ったら休む
・自分のストレス解消になることをやる
・誰かとおしゃべりする
・外の空気を吸う・散歩する
・美味しいものを食べる
・仮眠をとる
・思いっきり遊ぶ
大学受験を控える学生にとって、息抜きは非常に大事だと思います。
やりすぎると罪悪感を感じますし、だからといって休まないと受験どころではなくなってしまいますからね。
この記事を参考に、自分の中で休むときと頑張るときのメリハリやルールを作ってもらえればうれしい限りです。
今はつらく、しんどいと感じるかもしれませんが、受験を終えてみると良い思い出になります。
良い結果になるよう応援しています!がんばってください!
\自分の経験を元に書いてます/