やる気が出ない。無気力でしんどいな..。
この記事にたどりついたあなたは今、何のやる気も出ない無気力な状態だけど、仕事や学業をやらないといけないという焦燥感に追われている。
そんな状況に身を置かれているのだと思います。
自分もそのような時期があり、とてもしんどいを思いをしました。
なので、立ち直った今だからこそ、同じ状況にいた過去の自分に伝えたいことをまとめてみました。
少しでもあなたの気持ちが軽くなれば幸いです。
あなたが無気力なのはがんばりすぎたから
今までこんなことなかったのに。
いつだって、しんどいことも乗り越えてこれたのにどうしてやる気が出ないのだろう。
このようなことを感じているあなたは、ズバリ、がんばりすぎたことによる「燃え尽き症候群」の状態です。
燃え尽き症候群は、慢性的なストレスや疲労によるものが一般的なので、安心してください。
あなた自身が気づいていないだけで、本当に疲れているんです。ちょっとがんばりすぎちゃったんです。
僕もがんばりすぎて無気力になったこともある
「自分でがんばりすぎたなんて言うんじゃないよ」という声が聞こえてきそうですが、そこは気にせず続けますね(笑)
ちょっと僕自身の話をします。
こういうことはあまり自分で言うことではないのは重々承知ですが、自分は努力家です。
地道なことをコツコツと積み上げていき、自分の前に立ちはだかる壁は越えていく、そんなタイプです。
本気で取り組んだ浪人生活や大学受験。大学入学後、自分の夢をあきらめきれずに行った転学科。
自分では何もすごいことをしていた実感はありませんでした。ただ、己のやりたいように、なりたい自分になるためにやっていたことばかりです。
しかし、異変は突然起こりました。
大学2年の秋、転学科を行い同級生に追いつくために必死になっていた時期です。
ある日突然、今までの自分とは別人になったかのようにやる気を失い、勉強も手に着かず、ほぼ1日中ベッドに横になっていました。
布団に入ってもなかなか寝付けず、朝日が昇るころやっと眠りにつき、昼過ぎに起きるものの、難のやる気も起きない。
人生初の状況で、僕自身も何が起こっているのかわからない混乱と、勉強をしなきゃという焦りを感じる日々。
とにかく「急に無気力 どうして」などと検索しまくって、たどり着いた結論が「バーンアウト」でした。
それを理解したところで状況はすぐに変わりませんでしたが、一か月近くの時間をかけて、ゆっくりと立ち直っていき、再びがんばる自分に戻ることができました。
がんばりすぎて無気力なあなたに知ってほしいこと
僕の経験談を話し終えたところで、あなたに伝えたいコト。
「あなたはよくがんばった。今すぐ立ち直らなくても、ゆっくりでいい。でも、今無気力な自分を否定しないで。」
これにつきます。今すぐ元に戻ろうとしても不可能です。
人間は疲れたら休まないと動けない生き物です。
自動車もガソリンなどの燃料がないと走れませんよね。それと同じです。
あなたの気づかないうちにストレスや不安、疲労などが蓄積していて、ちょっと燃料切れになっちゃったんです。
時間はかかるかもしれませんが、時間をかけてゆっくりと立ち直っていけばいいんです。
ですが、燃料切れになっている自分を否定してあげないでください。
がんばっている自分も、ちょっと疲れてしまった自分も、全部ひっくるめてあなたなんですから。
年がら年中シャキシャキがんばらなくていいんです。疲れて弱音を吐いたっていいんです。
今までがんばってきたあなたは、甘えた自分を見てみぬフリしてきたんじゃないですか?
疲れてもあまり休まず、ゆっくりしたくても無理してがんばったこともあるんじゃないですか?
せめて今ぐらいは、自分に正直に、ゆっくりと休んでみてはどうですか。
がんばりすぎて無気力なあなたにやってほしいこと
ここで、自分の経験も織り交ぜながら、燃え尽き症候群になってしまっているあなたにしてほしいことをお伝えします。
具体的には、次の3つ。
・自分の努力を認め、十分に休む
・周りの人に話してみる
・何か他のことをする
順を追ってお話していきますね。
自分の努力を認め、十分に休む
まずは、今までの自分の努力を素直に認めて、あなた自身を休ませてあげてください。
これを読んでもまだ、「自分はまだまだがんばれるんだ!こんなもんじゃない!」とか絶対に思っちゃダメですよ。
燃え尽き症候群になってしまうような人は周りより何倍も意識が高い人ばかりなので、過剰な努力に気づいてすらいません。
あなたにとってちっぽけな量でも、客観的にみると膨大な量をこなしているということはよくあります。
今だけの思い込みでもいいので、とにかく自分の苦労を、努力を、ねぎらってくださいね。
周りの人に話してみる
これは僕自身が病んでいた時にできなかったのですが、やればよかったと後悔していることです。
僕の周りには相談できるような関係の人はいたにもかかわらず、どこか恥ずかしがって一人で抱え込んでしまいました。
しかし今となっては、あの時相談しておけば、話を聞いてもらっていたら、と思うばかりです。
もし、あなたの周りに自分の悩みや不安、苦しみを素直に打ち明けることができる人がいれば、頼るべきです。
何か他のことをする
心身ともに休むことは非常に大事ですが、何も1日中寝てるだけで解決しない場合もあるでしょう。
ずっと今の状況について考えて不安がっていたら、それこそストレスを感じ続けることになり、自分を苦しめることになります。
もし、ベッドから出て何かをする活力ぐらい残っていれば、不安な気持ちを忘れるために他のことをやってみましょう。
騙されたと思ってやってみると、意外とハマってみたり、ストレス解消になったりするものですよ。
僕が気持ちが滅入ったり、ストレスを感じて苦しいときは以下のことをやっています。
・家の周りを散歩してみる
・自分の好きなものを食べる
・映画やアニメを楽しむ
散歩や好きなものを食べるだけでも気持ちが少し楽になったりします。
試しに家の近くを散歩してみると、ちょっと前向きになるかもしれませんし、好きなものを頬張ると幸福感を味わえるでしょう。
映画やアニメで思いっきり感情を爆発させてみたり、主人公の生き様に元気をもらって何かが変わるかもしれません。
あくまでも、自分を休ませてあげるということを忘れずに、何かやってみてはどうでしょう。
まとめ
あなたが今無気力なのは、今まで頑張り続けてきたから。
その努力を素直に認め、疲れてる自分も否定せずに、思う存分休ませてあげてください。
これが僕があなたに、燃え尽きていた過去の自分に伝えたいことです。
今はやる気が起きず辛い思いをしているかもしれませんが、いつか絶対、元気になります。
今はしっかり休んで、再び幸せで楽しい毎日を送れることを祈っております。