周りはみんなバイトしているし、やらないといけないのかな。
このような悩みを解決します。
大学生になると多くの人がアルバイトを始めますし、「大学生はバイトをして当たり前」という風潮さえありますよね。
ですが、中にはバイトをしたくないという方もいるでしょうし、周りに流されて嫌々働くことになりそうな方もいるかもしれません。
そこで今回は、バイトガチ勢だった過去時期もあるものの今はバイトをしていない筆者が、大学生はアルバイトをすべきかどうかについてお話していきたいと思います。
実際の調査データと自分の経験を織り交ぜながら進めていくので、参考にしていただければ幸いです。
【結論】大学生だからといって無理にバイトをする必要はない
まず結論からお話すると、大学生だからといって必ずしもバイトをしなければならない、ということはありません。
詳しい理由に関してはこれから述べていきますが、大学生でバイトをしている人の割合やバイト代の使い道をみる限り、アルバイトをなんとなく続けているようなものが多いですし、他のことをして過ごしていても何ら問題ないからです。
別にバイトをしてなくてもいいなぁとも思います(笑)
僕の経験上、アルバイトをすることで学べることもありますし、バイトをすることが無駄だとは思いませんが、やりたいという気持ちがないのに無理に働く必要はないと感じています。
バイトをする・しないのどちらの選択を取るにせよ、双方にメリットとデメリットがあるので、あなたの今の生活を見直してみて、自分で判断するのが一番良いと思いますよ。
大学生でバイトをしている人の割合
先ほどの「大学生はムリにバイトをしなくて良い」という結論について、実際の調査データを用いて深掘りしていきたいと思います。
まず注目してみたいことは、どれぐらいの大学生がアルバイトをしているのかという割合についてです。
2021年にマイナビが大学1~4年生を対象に行ったデータを以下に示します。
マイナビ 「2021年 大学生のアルバイト実態調査」を発表 より
この調査データから、大学生の3人に1人ぐらいはアルバイトをしていない、もしくはバイト未経験であるということがわかります。
上記の数値をみて「大学生でバイトしている人がやっぱり多い」と思うのか、「意外とやってない人多いんだな」と感じるのかは人それぞれですが、アルバイトをするか否かの判断材料になるのではないでしょうか。
案外バイトしてない大学生って多いんだなーって思いました(笑)
大学生でバイトをしている人のお金の使い道
次に見ていきたいのは、大学生のバイト代の使い道についてです。
タウンワークが行った、大学生のアルバイトの稼ぎとお金の使い道に関するリサーチ結果は以下の通り。
タウンワークマガジン 大学生のバイト代の使い道を調査。驚きの使い方をしている人も! より
アルバイトをしている大学生の稼ぎは、1万~10万の中でバランスよく分布していることがわかります。
そして、使い道の調査は複数回答で行われたということもありますが、多くの学生は貯金目的もあってアルバイトをしているようです。
具体的なお金の使い道としては、遊びや物の購入、旅行費用として使われることが多く、これらを楽しむためにバイトをしていることが伺えますね。
この調査と全く同じような使い道だったわけです。
以上のバイトをしている割合とお金の使い道などの調査結果から、なんとなくバイトをしている人が多い印象を受けますし、例にもれず僕もなんとなくバイトをしていました。
なので、大学生は無理にバイトをしなくても良いという結論に至ったわけです。
大学生の僕が感じたバイトをするメリットとデメリット
大学生はムリにバイトをしなくても良いという結論だけでは、結局バイトをするかどうかを決めるには物足りないと思います。
そこでここからは、自分の経験や周りの友人から聞いた話を元にバイトをするメリットとデメリットについてお話していきたいと思います。
大学生の僕が感じたバイトをするメリット
最初にバイトをするメリットを挙げるとすれば以下の通り。
・バ先での出会いがある
やはりバイトをすることで毎月バイト代を得ることができて、自分の好きなことにお金を使えることは大きな魅力です。
ほしいものや友人の飲み会などの楽しいことにお金を使えるのはもちろん、趣味や勉強などの自己投資も行えますし、日々の生活の中でお金がないからといって選択肢を狭める必要はなくなるでしょう。
また、バイト先で出会いがあるかもしれないというのも大きなメリットでしょう。
大学の授業だけでは出会えない他学部・他学科の友人ができたり、他の大学の学生や社会人の方と知り合えるのは、アルバイトをしている人の特権だと思います。
僕も居酒屋でバイトしていたときは、バイト仲間や社員さん、さらにはお客さんと仲良くなったこともあったので、人脈を広げるという点でもアルバイトは有効と言えるでしょう。
関連記事 大学生の居酒屋バイトの実態は?出会いアリ?経験者がメリットやデメリットも解説!
大学生の僕が感じたバイトをするデメリット
次に、バイトをすることで生じるデメリットに焦点をあててみることにします。
具体的には以下の2点です。
・疲労やストレスを感じてしまう
やはり、アルバイトをすることで自分の自由に使える時間が減ってしまうのがデメリットになると思います。
各々が所属する学部・学科によって時間の余裕というものは異なると思いますが、一般的に忙しいと言われている理系の学生は、バイトをすると自分を追い込むことになってしまうかもしれません。
関連記事 【本音】理系の大学生は忙しい?国立理系大学生が徹底解説します!
バイトをすることで少なからず自由な時間を奪われてしまうということは念頭に置いておくべきでしょう。
また、バ先が過酷であったり、働いている人との人間関係で疲れてしまったり、ストレスを抱えてしまうこともあります。
僕は幸いなことに、みんなに恐れられていた社員さんが抜けた後にバイトを始め、楽しい雰囲気の中で働くことができましたが、それ以前は「バイトが嫌だ」と思っていた人も多かったということがありました。
これは働く場所によりけりなので一概には言えませんが、アルバイトによって余計なストレスを抱えてしまうこともあるので、注意が必要です。
大学生の僕が感じたバイトをしないメリットとデメリット
次に、バイトをしないことによるメリットとデメリットについてお話していきます。
この記事を書いている今、僕はアルバイトをしていないので、「今こんなこと感じてるんだぁ」と読み進めてもらえればと思います。
大学生の僕が感じたバイトをしないメリット
一般的に、バイトをしていないことはマイナスイメージを持たれがちですが、バイトをしないことによって得られるメリットというのもちゃんと存在します。
具体的には次の2つです。
・大学の勉強や趣味に打ち込める
僕がバイトをしなくなって一番嬉しかったのが、自分が自由に使える時間をたっぷり確保できるということです。
友達と遊びに行ったり、一人でブラブラとお出かけしてのんびりみたり、勉強やブログ運営といった自分磨きを行うなど、好きなことができるのが僕にとっては本当に嬉しいポイントでした。
もちろん本当にお金がないと出かけることもできませんが、生活が厳しくないのであればバイトをせずにのんびりと大学生活を過ごすのも1つの選択だと思います。
大学の勉強や自分の趣味などに膨大な時間を費やせるのは自由時間がたっぷりある大学生の特権ですし、その恩恵を思う存分受けるのも一種の充実した生活だと言えるのではないでしょうか。
大学生の僕が感じたバイトをしないデメリット
次に、大学生がアルバイトしないことで生じるデメリットについてお話していきます。
僕が感じているのは、次の3つです。
・出会いがなくなる
・「バイト何してるの?」と聞かれると少し気まずい
まずは、やはりバイトをしていないと金銭的な余裕がなくなってしまうのが一番のデメリットだと思います。
親からの仕送りなどがある人は普通に生活する分には申し分ないかもしれませんが、自由に使えるお金はあまりないかもしれません。
関連記事 【今すぐできる】大学生向けのお小遣い稼ぎ5選を紹介します!【厳選しました】
また、先ほども触れたように、バイトをしていると意外と出会いがあったりするのですが、それがなくなってしまうのも少し痛い点だと感じています。
大学の学年が上がると授業も専門科目ばかりになり、同じ学科の人としか顔を合わせなくなることも珍しくありません。
そして、やっとの思いで新たに人脈が増えそうなチャンスを掴んだとして、初対面の人などに「バイト何してるの?」と聞かれ、バイトをしてないことを伝えると、微妙な反応を示されることも少なくありません。
バイトをしていないだけで人間関係が破綻することはないと思いますが、アルバイトも立派な会話ネタになるので、それを活かせないのは少し残念なポイントだと思います。
関連記事 【大学生向けの話題】初対面の人との会話で使える7つの話題を教えます!【実践済み】
【番外編】大学生がバイトをせずに楽しく過ごす方法
最後に、この記事を書いている現在、ニート生活を満喫している僕が、バイトをせずに毎日を楽しく過ごすコツのようなものをお話したいと思います。
何なら周りのバイトしてない人より充実してるかも(言い過ぎ)
僕が今回お話するのは、次の3つです。
・節約をして浮いたお金で楽しむ
・お金のかからない趣味をみつける
順にお話していきますね。
①:今はのんびりすると割り切る
「今はバイトをせずに、のんびりと自分の時間を過ごすんだ」と割り切ることで、毎日のびのびと過ごすことができます。
バイトをしていないことに罪悪感を感じる多くの人は、アルバイトをしていない明確な理由がないから引け目を感じているのだと僕は思います。
「大学が忙しいから」などの理由でも構いませんが、自分の学科でバイトをしている人がいないことはないと思うので、上記のような考え方を持って割り切るのが賢明でしょう。
大学生は自由に使える時間がたっぷりある一方で、社会人になると好きなことができる時間は限られてしまうことは容易に想像できますよね。
なので、今は自由時間を思う存分満喫してやるんだと自分に言い聞かせるだけでも、前向きに楽しむことができますよ。
②:節約をして浮いたお金で楽しむ
大学生になって、親から仕送りなどをもらっている方は、無理のない範囲で節約して浮いたお金を自由に使うということも可能です。
例えば、無駄な外食を控えて自炊をしてみたり、外でペットボトル飲料を買うのをやめてマイボトルを持ち運んでみるだけでも、そこそこお金が浮いてきます。
その他にも色んな方法で節約はできますが、個人的にはマネーフォワードで家計簿をつけてお金の管理を行い、PayPayなどで支払いの還元を受けることから始めるのがいいのではないかと思います。
特に、家計簿をつけることで自分が何にどれぐらいお金を使っているのか把握できますし、最低限どれだけのお金があれば生活できるのかという感覚を身に着けることも可能なのでオススメですよ。
まだインストールしていない方は、これを機にぜひ使ってみてくださいね。
③:お金のかからない趣味をみつける
また、お金がかからない、もしくは安上がりで楽しめる趣味を見つけることで、日々の生活の充実度を底上げることもできます。
例えば僕がやっていることを少し挙げてみると、以下の通り。
・動画配信サービスを思う存分楽しむ
・温泉・銭湯を巡ってのんびりしてみる
大学や資格の勉強と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、専門科目であれば自分の好きな分野の知識を深めることもできますし、案外楽しいと感じることもありますよ。
大学の勉強に打ち込むことは決して無駄なことではないので、周りの学生と差をつけるという意味でもやってみる価値はあるのではないでしょうか。
大学の勉強に打ち込むことのメリットについては、「大学生の夏休みに勉強すべき内容とそのメリットを解説します!【これだけでいい】」の中で詳しくお話しているので、よければご覧ください。
勉強の他にも、僕は映画や温泉など自分の好きなことに時間を費やしていることが多いです。
これらはあまりお金もかかりませんし、自分へのご褒美のような位置づけにしているので、大学の課題などもがんばって取り組むことができています。
特に映画に関しては、大学生であればAmazonのPrime Studentに登録して Prime Videoを利用するのがコスパ最強です。
月250円で様々な特典を得られますし、半年間の無料体験もできるのでぜひ利用してみてくださいね。
大学生でバイトをしないのはダメなのかに関するまとめ
ここまで、大学生がバイトをしないことはダメなことなのかを、実際に行われた調査データや自分の経験を元に議論してきました。
バイトをする・しないことによるメリットやデメリットもお話してきたので、それらを参考にバイトをするか否かの判断をしてもらえればと思います。
自分で明確な意志をもって決断を下すことで、どちらの選択をするにせよ、充実した生活を過ごすことができることでしょう。