不安しかないなぁ。どうしよう・・・
このような不安や悩みを解決します!
大学受験は多くの高校生の前に立ちふさがる、避けては通れぬ道。
「良い大学行きたいけど、自分は賢くないし、部活をやめるべきかなぁ?」とボンヤリ考えている人もいるのではないでしょうか。
もしかすると、「勉強と部活の両立はできない!」と思い込んでいる人もいるかもしれません。
そこで、この記事では、文武両道の高校生活を乗り切った僕が、勉強と部活の両立というテーマでお話していきます。
両立することで得られるメリットや、勉強も部活もこなすコツまで解説します。
結論、大学受験と部活の両立は可能です!
先に結論を述べておくと、大学受験と部活の両立は可能です。
僕の高校では、部活に真剣に取り組んでいた人でも京大などの旧帝・難関大にバンバン合格していきました。
また、厳しい練習に追われていた野球部なども現役で難関大に受かっていったときの衝撃は、今でも鮮明に覚えています。
もちろん、勉強と部活の両立は非常に厳しいことですが、その分充実した高校・受験生活を送れると思うので頑張ってほしいです。
大学受験のために部活をやめるのはオススメしない
「大学受験をガチりたいから、退部しようかな。」と考える人もいると思います。
僕は受験のことなど考えず、部活や高校生活をのんびり楽しんでいたので、自分の将来をしっかり考えいて素晴らしいと思います。
しかし、大学受験を終えた今言えるのは、受験のために部活をやめないでほしいということです。
その主な理由は次の3つ。
・大切な友人や強靭な精神力を得られる
・しっかり勉強できる保証がない
・受験勉強は再チャレンジできる
順にお話していきますね。
大切な友人や強靭な精神力が得られる
部活のメンバーは高校の友人の中でも特に親しい関係になりますし、受験期にあなたの支えになることでしょう。
共に汗水垂らして頑張ったり、1つの目標に向かって努力した仲間同士であれば、互いに励まし合ってどんな困難も乗り越えられます。
また、高校だけで関係が終わらず、大学に入学してからも関係の途絶えない大切な友人になること間違いなしです。
そして、部活で鍛えられた精神力も、きっとあなたの大学受験の中で役に立つ場面が訪れることでしょう。
過酷な練習に耐え、緊張する試合をこなしてきた経験は、あなたにとって自信になっているはずです。
部活に打ち込むことで、勉強しているだけでは手に入らない"大切なモノ"を手に入れることができますよ。
しっかり勉強できる保証がない
仮に部活を退部したとして、あなたは部活に費やすはずだった時間を全て勉強に使うことができますか?
この問いに自信をもって、「はい」と答えられないのであれば、部活をやめることはオススメしません。部活も高校生活の大事な要素の1つですし、それを捨てるというのは、相当な覚悟がいるんです。
高校生といえば遊び盛りな時期ですし、友人との遊びやゲームなど様々な誘惑があると思います。それらに釣られることなく勉強に集中するのは、正直難しいでしょう。
僕が部活をやめたとしても、遊ばず勉強だけに集中することはできなかったと思います。
大学生になってつくづく実感するのですが、高校時代はかけがえのない青春の1ページをかざる大事な期間です。
そんな貴重な時間を中途半端に使うぐらいなら、熱心に部活に打ち込んで、部活の引退でケジメをつけて、大学受験を迎えてほしいと思います。
受験勉強は再チャレンジできる
高校生活や部活は一度しか経験できず、やり直しが効きませんが、大学受験は浪人という選択肢があるので再チャレンジが可能です。
浪人は勉強ばかりで辛く、避けようとする人が多いと思います。僕の周りでも「絶対に浪人はしない」精神の人はたくさんいました。
もちろん浪人はお金も労力も必要で、軽々しく口にすることはできません。両親に経済的な負担をかける上、受かるという保証もないある種の博打と言えるでしょう。
しかし、部活をやめた後悔は未練として残り続けるのに対し、勉強量が足りずに不合格になっても挽回できるチャンスがあることを忘れないでください。
部活動に熱心に取り組み、大学受験にも精を出す姿を見せれば、浪人が決まったとしても両親と前向きに話ができるのではないでしょうか。
また、僕は自分の浪人経験を活かして、浪人生に関する記事を書いています。これから浪人生にはもちろん、浪人を控えた人や受験生にも役立つ情報ばかりなので、ぜひごらんください!
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大学受験と部活を両立させるコツ
ここで、大学受験に向けた勉強と部活動を両立するためのコツをお話していきます。
僕が今回紹介するのは次の3つです。
・授業も部活も出席する
・部活のメンバーで競い合う
・朝の時間を活用する
それぞれ解説していきます。
授業も部活も出席する
文武両道を貫くために、授業も部活も休まないようにしましょう。
もちろん、ただ出席するだけでなくマジメに取り組む必要がありますが、まずは出席することが大事です。
もしどちらか一方を休んでしまうと、両者のバランスが崩れて悪影響を及ぼしかねません。
部活ばかりに精を出すと、引退後に喪失感だけが残って勉強が手につかなくなりますし、受験に精を出しても部活など他の事がチラついて集中できないと思います。
部活動の引退まではどちらもバランスよくこなし、引退したら気持ちを切り替えて一気に勉強モードにシフトチェンジするのがベストです。
「部活をやり切った俺なら受験も乗り切れる!」という自信があれば、勉強も苦にならず頑張れると思います。
部活のメンバーで競い合う
僕が実際にやっていたことの1つなのですが、部活のメンバー同士で勉強を競い合う方法をオススメします。
自分一人でがんばるのは続きませんが、誰かと競い合うことで不思議にやる気が出ます。
定期テストや模試など、全員が公平に勝負できる機会を活かしてみましょう。勉強のことを気軽に話せる関係になっていると、部活の引退後も受験に関する話や相談もしやすくなります。
いっつも惨敗していましたが(笑)
互いに傷のなめ合いをしたり、素直に勉強を教えてもらうのも、信頼関係が構築されているからこそできるんですよね。
勉強で競い合っていたからこそ、「アイツもがんばっているから俺もがんばろう」という気持ちになりますし、励まし合うこともできますよ。
朝の時間を活用する
勉強と部活を両立させるためには、必然的にある程度の時間は必要になってきます。
僕がお伝えしたいのは"朝の時間を有効活用するべきだ"ということです。
僕の高校では、学校の授業後に部活動の練習を行い、夜は塾に通ってから帰宅する人は多かったのですが、朝早く登校して勉強する人は少なかったです。多くの進学校で、放課後に塾で勉強することは当たり前になっていると思います。
この時点で勉強と部活の両立はできていると言えますが、夜に勉強するのはみんな同じなので、差をつけるには朝の時間を使うべきだということがわかりますよね。
他人より部活が忙しいなど、そもそも勉強時間が足りていないという悩みがある人は、朝に注目してみましょう。
人間は朝が一番頭が冴えていて、勉強にピッタリだという話も有名だと思います。ハッキリ言って、これを利用しない手はありません。
毎朝1時間確保するだけでも、コツコツ積み重ねることでいずれ大きな時間となり、周りの受験生と差を生みます。
部活の時間は自動的に確保できると思うので、勉強時間をいかに生み出せるかが文武両道のカギになることでしょう。
まとめ:部活をやり切ってから大学受験に取り組もう!
大学受験を控えた学生にとって、勉強と部活の両立は誰しもが悩み、通る道です。
両方こなすことは大変で、時にはしんどい思いをすることもあるでしょうが、必ずあなたにとって良い効果をもたらします。心身ともに成長しますし、やればできるという自信もつくことでしょう。
高校生の方には理解しがたいかもしれませんが、部活をやり切ると自然と受験勉強に気持ちが移り、集中することができます。
早くから受験を意識するのは大事ですが、度が過ぎると不安になるだけです。まずは目の前の部活や授業、課題をしっかりこなすことから始めましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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