どうしたらいいんだろう...。
このような悩みを解決します。
今この記事を読んでいるあなたは、英単語を覚えることに対して、何かしらの悩みがあるのでしょう。
多くの方の悩みは、「単語の意味が覚えられない」だと思います。
僕も英語を学び始めたときは、全然意味が覚えられなくて困っていました。
ですが、英語を勉強していくなかで効率の良い覚え方を身に着けることができました。
有名な英語の先生に単語の覚え方を教えてもらったこともあります。
そこで今回は、僕が得たノウハウをあなたにお伝えし、"意味の丸暗記という沼"から脱出してもらおうと思います。
英単語をスムーズに覚えるようになれば、自然と英語の勉強が楽しくなってきますよ!
英単語の覚え方のコツ①:英単語の核となるイメージをつかむ
英単語を覚えるとき、多くの人は日本語訳を丸暗記していると思います。
ですが、この覚え方だと訳が多い単語は覚えるのが大変ですし、和訳の際に上手な訳ができません。
単語を覚える際には、その英単語の核となる、本質的な意味を覚えるようにしましょう。
例えば、available(利用可能な)という単語がありますよね。
実は色んな場面で使われるので訳がたくさん書かれていることが多く、1つずつ覚えていくのはとても大変です。
ですが、availableという単語の核となる意味を覚えれば、あとは文章に沿って自然な訳ができるようになります。
答えを言いますと、availableの核となる本質的な意味は"準備OK"です。
この本質的な意味と、実際の和訳に関しては、以下の通り。
・人が準備OK→手が空いていてる、暇である
・部屋が準備OK→部屋が使える
このように、核となる意味さえ覚えておけば、色んな状況に対応した和訳が可能です。
普段の勉強では、辞書の語義という部分に注目すると良いでしょう。
その単語の元々の意味から、どのように派生したのかが詳しく書かれていると思います。
多くの単語は、語義から色んな意味が生まれているので、語義がその単語の核となる意味になっていることが多いです。
後に紹介する語源とも組み合わせると、ほとんどの英単語を"理解して"頭に入れることができますよ。
英単語の覚え方のコツ②:英単語にリアリティをもつ
英単語が覚えられない理由の一つに、リアリティが持てないからということがあります。
もう少しかみ砕いて言うと、「その英単語が自分の生活の中で使われている」という実感が必要なのです。
例えば、"go(行く)"という単語がありますよね。
どこかに向かうとき「レッツゴー!(Let`s go!)」と言ったり、普段の生活でも使います。
おそらく多くの人は、英語を本格的に学び始める前に「レッツゴー」という言葉を聞いたことがあるでしょう。
なので、英語で"go"という単語を学んだ時にこのように感じるはずです。
「goってレッツゴーのゴーだね。だから行くという意味なのか!」
このように、英単語を自分の生活と結びつけることができると、すんなり頭に入ってきて忘れにくいです。
また、普段の生活だけでなく、よく見る映画や、お気に入りの音楽などと結びつけるのも非常に有効な手段です。
映画が好きだったり興味がある方にとって、英語が身近に感じられる良い経験になると思います。
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英単語の覚え方のコツ③:英単語の音に注目する
あなたは英単語の音に注目したことがありますか?
単語の音をうまく利用すれば、数多くの単語を関連付けて一気に覚えることができますよ。
具体例として、次の4つの単語を関連付けて覚える方法を紹介します。
・baby(赤ちゃん)
・barbarian(野蛮人)
・barren(不毛の地)
・brave(勇敢な)
一見何のつながりもなさそうですが、しっかり説明していきますよ。
まずは、babyですが、赤ちゃんが言葉を発する姿をイメージしてみてください。
「バブーバブー」などを用いて表現される言葉を発していますよね。
この言葉は、日本語でも何語でもない、いわば意味不明な言葉を話しているわけです。
そこから、babyには赤ちゃんという意味に加え、"意味不明な言葉を話すもの"というイメージができます。
次に、barbarianは、意味不明な言葉を話す、よくわからない人というニュアンスから、野蛮人という意味になります。
そして、野蛮人が住むような不毛な地に派生し、barrenという単語が生まれます。
最終的には、野蛮人の住む不毛の地に立ち入るものは勇敢だと言われ、braveにつながっていきます。
上記のようなストーリーをすぐさま思い描くことは本当に難しいことです。
ですが、単語を覚えていくうちに、音の共通点がぼんやりと見えてくると思います。
「なんとなく音がつながりがわかる」状態になれば、英語のセンスが磨かれている証拠ですよ。
英単語の覚え方のコツ④:英単語を語源から覚える
英語には語源が存在し、それを上手く活用することで単語をすんなり覚えることができます。
例を挙げて説明しましょう。
preciseは「正確な」という意味の単語で、"pre+cise"というように分解することができます。
ここで、"pre"には前、"cise"には切るという意味があります。
なので、前もって切る(前もって切りそろえておいた)→正確なという意味が生まれました。
同じ語源で、conciseも説明できます。
"con"は強意で、"cise"は切るという意味です。
よって、「余分なものを切り落とした→簡潔な」という意味につながります。
このように語源を利用しながら単語を覚えると、意味を理解できるようになります。
慣れてくると、初めて見た単語の意味さえも推測できるので習得すれば何かと役に立ちますよ。
英単語の覚え方のコツ⑤:イラストなどで英単語のイメージを作る
英単語をイラストなどを駆使してイメージを掴んで覚えることは、非常に有効な手段です。
なぜなら、各単語に微妙なニュアンスの違いがあっても、日本語に訳せば同じになってしまうからです。
例えば、「曖昧な」という意味をもつ次の3つの単語の違いをアナタは説明できますか?
・vague
・obscure
・ambiguous
これらの単語には、それぞれ明確な違いがあります。
詳しくは以下の記事で解説しているので、そちらをご覧ください。
あなた 鉄壁ってどんな単語帳なの? 使い方もあれば知りたいな。 このような疑問にお答えします。 僕が受験期に唯一購入…
英単語の覚え方のコツのまとめ
ここまで、英単語の覚え方のコツについてお話してきました。
最後にもう一度、英単語を効率よく覚えるための方法をまとめておきましょう。
・英単語の核となるイメージをつかむ
・英単語にリアリティをもつ
・英単語の音に注目する
・英単語を語源から覚える
・イラストなどで英単語のイメージを作る
これらのことを意識するだけで、英単語に対する見方は大きく変わると思います。
実際に僕は意、味の丸暗記から解放されてから、英語の勉強が楽しくて仕方ないという状態になりました。
今回紹介した方法は、1つの単語と出会うたびに頭を使う必要があるので、最初はしんどいと感じると思います。
ですが、後々役に立つことが多いですし、音や語源に注目すれば、何単語の意味を推測できるようにもなります。
英語に限らず、何事もはじめの学び始めの時期が一番辛くしんどいものです。
成果が出てくるまで時間がかかると思いますが、がんばってください!
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