日本の祝日シリーズの後編です!
前編を読んでいない方は、ぜひ読んでくださいね。
リー どうも、リーです!!!! 2020年から、体育の日がスポーツの日という名前に変わりますね。 岡崎体育さんのこの…
あと、前編読んだけど岡崎体育の動画みてない人、見てね(笑)
体育の日のままでいいやん pic.twitter.com/zTYhpovr0e
— 岡崎体育 (@okazaki_taiiku) October 14, 2019
それでは、後半にいってみましょう。
海の日
7月の第3月曜日を海の日といいます!
祝日法によると「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国家日本の繁栄を願う」ための休日だそうです!!!
海に囲まれた島国、日本ならではの祝日ですね。
これを裏付ける証拠として、海の日という祝日を設けているのは日本だけ!
僕らにとって海は当たり前の存在ですが、たくさんの恩恵を受けているのも事実。
これを機に海に感謝し、自分の考えを見直してはいかがでしょうか。
山の日
8月11日を山の日といいます!
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ということで祝日になりました。
"海の日があるのに、どうして山の日はないのか"という単純な疑問から始まり、結果として山の日ができたそうですね。
学生は夏休みの最中なのであまりありがたさを感じませんが、社会人にとってはお盆前の祝日ということで、有給をうまく使えば大型連休を作れるので大事な祝日と言えるでしょう!
敬老の日
9月の第3月曜日を敬老の日といいます!
兵庫県の多可郡野間谷村で行われていた敬老行事の”としよりの日”というものが、県内、全国と広がっていったことで、祝日の制定につながりました。
としよりの日の趣旨は、「老人を大切にし、お年寄りの知恵を借りて村作りをしよう!」というもので、現在の敬老の日の趣旨と似たものがありますね。
1つの村で行われていた行事が、日本の祝日につながるってすごいですね!!
秋分の日
9月の23日ごろに、秋分の日はあります!
春分の日と似たようなもので、秋分点というのは、「赤道と黄道(太陽の動く経路)の交点のうち、太陽が赤道を北から南に横切る点」をいいます。
この秋分点を通過した日を秋分の日といいます。
この日は昼と夜の長さがほとんど等しくなると言われているのですが、ちょっと昼の方が長いらしいです(笑)
また、秋分の日の周辺は、秋のお彼岸と呼ばれており、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」と定められています。
体育の日
10月の第2月曜日は体育の日ですね!
2020年から東京オリンピック開催にちなんで、名前がスポーツの日に変わります。
そして、20年だけ7月24日がスポーツの日になり、10月は祝日がなくなります。
1964年10月10日に東京オリンピックの開会式が行われたことを記念し、スポーツに親しみ、健康な心身をつちかうことを趣旨として祝日になりました。
オリンピックにことごとく縁のある祝日ということですね。
即位礼正殿の儀(2019年のみ)
即位礼正殿の儀は、10月22日に行われ、国民の休日になります!
天皇が自分の即位を国内外に宣言する儀式です。
国内外から多くの賓客が招かれ、特に国外は国家元首や首脳が参列します。
毎年ある休日(祝日)ではないので注意してくださいね!!
文化の日
11月3日は文化の日です!
この日は日本国憲法が公布された日であり、平和と文化と重きをおいた憲法であることから、文化の日という名前の祝日になりました。
元々は明治天皇の誕生日である、明治節という祝日でしたが、戦後のGHQの統制によって明治節は撤廃されました。
しかし、日本政府は何としても明治節は残したいと考えたので、憲法の公布を11月3日にし、祝日にしたようです!
勤労感謝の日
11月23日は勤労感謝の日です!
祝日法によると、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日」となっています。
起源は飛鳥時代の皇極天皇が始めた、新嘗祭にあたります。
これは宮中で行われていた行事で、簡単にいえば収穫物を神様に捧げて収穫に感謝する行事のことです。
天皇家でずっと続けられて、明治時代には新嘗祭という祝日が定められます。
しかし、戦後のGHQの統制時に天皇家のチカラを弱めるために新嘗祭は祝日から除外されて、勤労感謝の日という祝日に変えられてしまいます。
それが今でも残って祝日になっています。
勤労感謝の日は、とても歴史ある祝日だということがわかりますね。
まとめ
日本の祝日って色んな意味や由来があって奥深い!
これが僕が祝日について改めて考えて思ったことです。
特に新嘗祭が勤労感謝の日と関係していたことにはビックリしました。
日本史を学んでいたのですごくワクワクしながら起源を調べていました(笑)
日本の祝日だけでなく、伝統行事なども調べたらおもしろいだろうなと思いました。
自分の住んでいる国について無知であることに気づいたので、少しずつ知識をつけていくと同時に、みなさんにもその知識を提供できればいいなと思っています。