10月といえば、あるイベントがありますよね??
そう、ハロウィンです!!!!!
東京とかいう大都市では、多くの人が集まってはしゃいでいますね。
なんか毎年不祥事起こしてるけど大丈夫なのでしょうか・・・(笑)
僕は田舎民なので、参加したことないですし、未来永劫参加することはないでしょう。
そんなハロウィンですが、みなさん、どれぐらいハロウィンについての知識がありますか???
何も知らない人も意外と多いのではないでしょうか。
今回は、ハロウィンの起源などの雑学をまとめてみました!
たくさん知識があれば、ハロウィンをもっと楽しめるはずです!
お馴染みのハロウィン!その起源とは??
我々がハロウィンを思い浮かべると、
お菓子食べて、仮装して、とりあえずはしゃいで・・・
みたいな楽しいイメージが真っ先に出てきますよね。
ですが、ハロウィンにはちゃんとした目的があります!!
昔からお菓子食べるパーティーだったわけじゃないんです。
全てのはじまりは、古代ケルト人にあると言われています。
元々は秋の収穫を願い、先祖の霊をお迎えするための行事だったそうです。
後者については、日本でいうお盆ですね。
とても平和的で、ほのぼのするような理由ですが、ここで大きな問題が発生します。
先祖の霊を迎えるとき、どうしても死者と一緒に悪霊や魔女達もやってきてしまうのです。
この悪霊たちは畑を荒らすなどの悪事をはたらきますし、魔女は人々を死者の世界に連れ去ろうとします。
よって、この悪魔たちを追い払うことも、ハロウィンの目的の1つになります。
ハロウィンには、ちゃんとした起源・目的があることがわかりますね!
ハロウィンっていつあるの??
ハロウィンについて超ザックリお話したのですが、もう少し掘り下げてみたいと思います。
まずは、時期に注目してみましょう。
暦的に、10月ってどんな月ですかって聞かれたら、「秋の終わり・冬が始まる直前」と答えますよね。
現代の暦だとこのような特徴を持っていますが、ハロウィンの起源のケルト人の暦的には、11月が新年だったと言われています。
そして、11月1日というのが、諸聖人の日(All Hallows)だったんです。
諸聖人の日というのは、すべての聖人や殉教者を祝う日のこと。
その前夜(eve)にあたりますから、Hallows+eveとなり、なまっていった結果、Halloween(ハロウィン)になりました。
なので、ハロウィンは決まって10月31日に行われるんですね!
"トリック・オア・トリート!"の起源とは!?
ハロウィンといえばこのセリフ。
「トリック・オア・トリート!!!」
「お菓子くれなきゃいたずらするぞ!」という意味ですが、どうしてこのようなことを言うのでしょうか?
疑問に思ったことはありませんか?
これも、ケルト人が由来しています。
ケルトには、ソウリング(souling)という行事があり、これが起源になったそうです。
先ほど、11月1日は諸聖人の日だったとお話ししましたが、11月2日は死者の日で、死者が天国に行けるよう祈りをささげる日だっだと言われています。
このとき、各家庭でソウルケーキというケーキを用意して、各家庭に訪れる信者にケーキをあげて、死者の魂に祈りをささげてもらっていました。
これをソウリングと言います!
祈りをささげられなかった死者の魂はさまよい続けると言われていて、ケーキくれないとさまよい続ける→お菓子くれないといたずらする
という風に変化していった結果、「トリック・オア・トリート!!」と叫ぶようになったんです。
そして、この言葉に対する返事もあります。
・ハッピーハロウィン!
・トリート!!
って感じですかね。
アメリカでは、このように返事しながらお菓子をあげるそうです。
特に決まった型みたいなものはありませんが、ある程度決まっているみたいですね。
実は超怖かった!?ジャック・オー・ランタンの由来とは!
ジャック・オー・ランタンというのは、カボチャの置物の名前です。
カボチャをくりぬき、中にランプを入れた、よく目にするアレですね。
実は、昔はカボチャじゃなくてカブで作られてたんですよ!
アメリカに伝わると、カブよりカボチャのほうが主流だったことから、現在のようなカボチャが使われるようになったと言われています!
ちなみに、現在でもアイルランドではカブが使われているそうです。
それでは、本題のジャック・オー・ランタンの由来についてお話したいと思います。
ハロウィンの日にも酒屋に通って酒を飲んでいるところに、地獄から悪魔がやってきました。
悪魔はジャックから魂を取ろうとしますが、ジャックは嫌がります。
そして、悪魔に自分の魂をとらないという契約をします。
月日は流れ、ついにジャックは息をひきとります。
しかし、生きている間にたくさんの悪さをしていたため、天国には行けません。
渋々地獄に向かいますが、以前出会った悪魔が現れてジャックに言います。
「お前の魂を取らないと契約したから地獄にも行けない!」
結局、天国にも地獄にも行くことのできなかったジャックは、来た道を引き返そうとしますが、あたりは真っ暗でなにも見えません。
そこで、ジャックは悪魔に灯りになるものをお願いし、地獄の炎の小さな魂をもらいます。
この灯りがなくなったら大変だということで、近くにあったカブを切り抜き、ランタンにしました。
そのランタンをもって今でもジャックはさまよい続けていると言われています。
この話が元になって、今のジャック・オー・ランタンができたと言われています。
かなり怖い話ですよね(笑)
今でもさまよい続けてるっていうのが一番怖い・・・。
ちなみに、ジャック・オー・ランタンにはランタン持ちの男という意味もあるので、先ほどの話との関連性も見えてきますね!
みなさんは、カブのジャック・オー・ランタンを見たことがありますか??
今のカボチャのランタンとは全く違い、めっちゃ怖いです。
暗闇に飾ってあったら、恐怖を感じずにいられないレベルですよ。
興味のある方は、ぜひごらんください!
実はこんな理由が!?仮装する理由!!!
ハロウィンについての知識が豊富になってきたみなさん。
あとは、”仮装”について気になりませんか?
「別に仮装なんてせんでええやん」と思う人もいますよね。
しかし、仮装するのにも、ちゃんとした意味があります!
大きな理由としては、災いを避けるため、いわば魔除けのためです。
悪霊や魔女は人間の魂を奪ったりして意地悪をしてきます。
これを避けるため、人は魔女などの仮装をしたと言われています。
人間とはかけ離れたものに仮装することで、人間であることを隠したんですね。
その他にも、仮装して、畑を荒らすなどの悪事をはたらく悪魔たちを追い払うためでもあります。
なので、仮装といっても、死者をイメージした怖いものの仮装をするわけですね!
まとめ
「ハロウィンって意外と奥が深い!」と僕は思ってますが、みなさんはどうですか??
思った以上に歴史や起源がしっかりあって、驚いた方もいるのではないでしょうか。
そして、昔と今のハロウィンは大きく違いますよね。
現代のハロウィンを否定するつもりは全くありませんが、昔のハロウィンがなぜ行われていたのかという目的を忘れないようにすることも大切だと思っています。
僕もハロウィンの日はお菓子をいっぱい食べて楽しんでいますが、正しく後世に伝えていけるようにありたいですね。
それでは、みなさんも楽しいハロウィンをお過ごしください!!